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CTO対談

技術部門の責任者の仕事とは?
そしてどんなエンジニアに
仲間になって欲しいと思っているのか?

  • 竹迫良範
    株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
    技術フェロー

    大学卒業後、独立系ITベンチャーにて大企業向けパッケージソフトを開発、主にi18n(国際化)を担当する。前職のサイボウズ・ラボでは、中長期のR&Dの傍ら、エンジニア採用、産学官連携活動と日本の人材育成に関わり、NPO法人にてセキュリティコンテストSECCONの新規事業を立ち上げ、2015年9月現職に。

  • 中野正智
    Quipper Ltd.
    Co-Founder,CTO

    大学卒業後SIerに入社。入社6年目にイギリスの教育系スタートアップに日本向けローカルエンジニアとして転職。半年後イギリスの本社へ異動し、さらに2年後に開発の責任者に就任。その後、2010年にCEOの渡辺と出会いQuipperを起業し今に至る。

Quipperのグローバル開発体制

  • (竹迫)今日は中野さんにいろいろ聞きたいことや教えて欲しいことがあってきました。よろしくお願いします!

  • (中野)僕もとても楽しみにしていました!

  • (竹迫)まずお聞きしたいこととして、Quipperはロンドン、マニラ、東京に開発拠点がありますが、実際どのように開発が進められているのでしょうか?

  • (中野)3拠点が合わさってQuipperのシステム全体を開発しています。もともとロンドンからスタートしてるので、ベースになる部分をロンドンがやって、マニラと東京では国によって異なる課金システムとの接続だったりランディングページだったり、現地に沿ったローカライズを担当するといった役割分担もありますが、基本的には3拠点1チームという考え方で開発が進められています。

  • (竹迫)GitHubとかで短い英語でコミュニケーションをするような進め方ですか?

  • (中野)そうですね。ロンドンだけ時差があるので、コードレビューが半日遅れますが、GitHubとかSlackとかでやりとりをしていて、集まる必要があるときはロンドンのミーティングを朝に設定してなんとかやってます。

  • (竹迫)国によってエンジニアの特徴はありますか?

  • (中野)マニラは傾向として若くて意欲がある。彼らは半母国語として英語を話せるので、世界のWeb業界の最先端や、流行りもキャッチアップしています。一般的なオフショアのような感覚ではなくて、全員がチームの一員として参加しています。

  • (竹迫)日本は英語と日本語の言語の壁があるので、世界のトレンドからはちょっと遅れる感じでしょうか?

  • (中野)そんな気がしています。流行っているテック系キーワードが日本に入ってくるまで数ヶ月から1年とかかかって入ってくる感じはあります。

  • (竹迫)日本だとアーリーアダプターは英語圏の最新動向をつかんでいますけど、一般層に広まるには時間がかかるんですね。ロンドンのエンジニアは何か特徴がありますか?

  • (中野)ロンドンはネイティブだし、自分の意見を言いたい、こだわりのあるエンジニアが多いので、議論が白熱するとチャットとか早すぎてついていけなくなったりします(笑)

  • (竹迫)東京のエンジニアはどうですか?

  • (中野)ロンドンやマニラとのやり取りは当然英語なので最初は大変な人はいますけど、慣れるしかないし、大体慣れます(笑)オープンソースとかをやってる人は、海外と英語でやりとりすることに、もともと慣れていたりもしますね。

事業の仕組みや新しいエンジニア組織に興味

  • (中野)竹迫さんはなぜリクルートに入社されたのですか?

  • (竹迫)今年の春に、エンジニアの組織を急拡大していて、グローバル展開を狙っていくリクルートの事業会社があるんだけど力を貸してもらえないかと声をかけられたのがきっかけです。それまで社外で元リクルートの優秀な方々が活躍されているのを見ていて、前々から興味を持っていたということもあります。

  • (中野)リクルートは卒業生が多く活躍している印象がありますね。

  • (竹迫)ですよね。20代や30代の若さでリクルートを辞めた人が新規事業を立ち上げて、それがちゃんと成功している。それってなぜだろうというのを、中に入って体験してみたかったというのがあります。僕も将来的には事業を興してみたいと思っているので、そうした勉強ができたらいいなと思いました。あと優秀なエンジニアが大勢集まっているという理由も大きいですね。

  • (中野)企画まわりや会社の仕組みを見てみたいとかもありますか?

  • (竹迫)はい。50年以上も次々と新しい事業を生み出してきた会社の文化やフレームワークはどうなっているのかとか、中途入社の人がどう活躍しているのかとか。社内で何が起きてるのかのぞいてみたいという好奇心もあって、それが自分の将来の糧になるのかなと。

  • (中野)社長の山口文洋さんも中途入社で30代後半ですよね。

  • (竹迫)はい。僕と同年代の人がこの規模の会社を回しているのって信じられない。どうなってるんだろうと(笑)

  • (中野)10年前は僕も日本にいたのでリクルートは知ってます。でも自分が入るような会社ではないかと当時は思ってて(笑)、今回Quipperが買収されるという話があったときに、若い人が多くてみんな卒業していくとか、営業とマーケティングが強いとか、となると開発者にはつらいのかなと思ったんですが、文洋さんと話をしていく中で、これから変えようとしているとか、開発チームを強くすることをうかがって、不安もありつつ楽しみもありつつで始まったんですね。

  • (竹迫)実際、RMPと一緒に仕事をしていくことになってみてどうですか?

  • (中野)同年代より若い人が中心でとってもやりやすいですね。営業やマーケティング優先で開発が二の次みたいな話もないし、海外の拠点にもきてくれてやりやすい環境です。

リクルートのエンジニア組織を強くしていく

  • (中野)竹迫さんは技術フェローとしてどんな仕事をしていますか?

  • (竹迫)大きく分けて社外と社内の2つの仕事があります。社外では技術フェローの肩書で情報発信し、RMPのエンジニア採用のプレゼンスをあげていく。社内的には、エンジニアが働きやすい環境を整え、リクルートの人事制度(組織・育成・評価)をエンジニア組織にとって最適なカタチに整備していくということがあります。リクルートの給与体系は年功序列や職能給ではない職務給(ミッショングレード制)という考え方なんですが、日本で職務給を定着させている会社って他になかなかありません。この制度を運用していく場合、エンジニアが自分の仕事を正当に公正に評価してもらっていると感じられることが重要になります。プログラマーの気持ちがわかるエンジニア出身者を上司にして評価制度の運用の信頼感をあげたり、評価の項目を磨きこんで今後の育成キャリアのパスを一緒に考えることで納得感をあげていくということをしています。

  • (中野)リクルートにもともとある評価システムを使うんだけど、エンジニアからの信頼がないと納得できないということなんですね。それか、竹迫さんが評価システムをつくるのが好きとか?

  • (竹迫)いやキライですね(笑)、基本的に、評価するのも、されるのもキライです(笑)、でも必要だということがわかっていて、新しいエンジニア組織をつくることがチャレンジだと思って入社したし、リクルートの事業会社の中でエンジニア組織をつくっていく目的やビジョンも今後ロジカルに展開していく必要があります。組織として今後規模を拡大してスケールさせていくためにも、今やることがとても重要なんです。

開発組織づくり、プロダクトやサービスなど技術全般

  • (竹迫)中野さんのCTOとしての役割を教えていただけますか?

  • (中野)CEOの渡辺がマーケティングや営業や広報戦略を担当していて、僕は開発組織づくりを含めプロダクトやサービス、技術的なこと全般を担当しています。

  • (竹迫)組織づくりで大事にしていることはありますか?

  • (中野)僕はスタートアップのCo-Founderということもあるので、開発者以外のメンバーにもいろいろ言える立場にあるんですね。非エンジニアの人からメールで、添付エクセルをみんなで更新しましょう、みたいなのが来るとガッカリしちゃうので(笑)、そういうのを避けたいと思って、新しく入ってくる人にもこういうツール使うとラクだよとか、そのあたりも含めて会社全体のエンジニアリングまで見ています。

共通して求めているのは自主性のあるエンジニア

  • (中野)RMPはどんなエンジニアを求めていますか?

  • (竹迫)いろんな課題に自分で気づけて、問題設定をして、解決を実行できる人。まだまだ幼い組織で足りないことがいっぱいあるので、どんどん意見を言ってもらってエンジニアが働きやすい環境を整えて、事業の発展につなげられればと思っています。自主性のある人に来て欲しいし、そういう人が楽しめる職場です。

  • (中野)Quipperが求めているのも正にそんな人ですね。開発者でもユーザーに会って話をするといったことも積極的に推奨してるので、そんなことも含めて楽しいと感じる人。自分がユーザーに会って感じたことを開発に持ち帰ってどう反映するかとか、自主性をもって動ける人がいいですね。目の前の話としては、Quipperは生徒の学習データをいっぱい持ってるんですけど、それを活用しきれていないので、その宝の山を勝手に探検してくれる人!(笑)

  • (竹迫)そういう人、引っ張りだこですよね!宝の山があることはわかっているけど、まだ手付かずの状況ってどこの会社でも結構あると思います。RMPでは社会問題を解決する、社会に貢献するような仕事ができるのが魅力だと思っていて、たとえば誰もが関わる教育領域の『サプリシリーズ(受験サプリ、英語サプリ等々)』には、「世界中に最高の学びを届けたい」という理念があります。自分が開発しているものに意義を感じられる仕事です。技術を使って社会に貢献できるサービスを生み出せる可能性がまだまだあります。

  • (中野)QuipperはEdTech(教育×テクノロジー)の分野でグローバルにサービス展開をしていて、実際フィリピンやインドネシアといった途上国で多く使われています。現地でサービスを使ってくれている子どもたちが、目を輝かせて勉強している様子を見ると、社会につながっていることをリアルに感じます。ネットだけじゃなくてリアルな世界に直結した仕事をしたいエンジニアにとって最高の職場です。

Recruit Marketing Partners リクルートマーケティングパートナーズ

  • ひとつの技術に固執せず
    視野を広げていきたい

    Androidエンジニア

    K.T

  • 僕らの世界は
    バイネームがすべて

    フロントエンドエンジニア

    N.Y

  • 周りの人の面白いアイデアを
    エンジニアとして実現していく

    Android・iOSエンジニア

    Y.H

  • 大規模サービスをじっくり
    育てて運用してみたい

    インフラ

    J.I

  • ひとりの開発者として世界の人に
    使ってもらえるものを提供したい

    サーバーサイドエンジニア

    N.K

Quipper クイッパー

  • フィリピンの子どもたちに
    もっといい教育を

    フロントエンドエンジニア

    B.C.E

  • 場所を問わず働ける
    エンジニアになりたい

    サーバーサイドエンジニア

    K.H