Facebook
RMP FEATURE

RMP FEATUREゼクシィ

【創造と共創の先に・・・】
未来を描くイノベーターたちの想い
更なる成長と新しい世界を創るメソッド

2014年、結婚情報サービス『ゼクシィ』から新たに生まれたサービス『ゼクシィ縁結び』。ゼクシィがなぜ婚活の領域に踏み込み、事業を展開しているのか。全3回の連載でお伝えしていきたい。最終回となる第3回は、「創造と共創の先に・・・」。成婚率で業界No.1の婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントの代表取締役社長 佐藤 茂氏、累計会員数600万人以上の恋愛・婚活マッチングサービス『Pairs(ペアーズ)』を運営する株式会社エウレカの取締役CPO/CMO 中村 裕一氏、『ゼクシィ縁結び』事業責任者 貝瀬 雄一、3名のイノベーターが想いを語りあった。

2017-12-21

今こそ、"新たなイメージの創造"のチャンスの時!

貝瀬:私たちのサービスを利用するカスタマーが増えてきたという話もありましたが、10年前くらいと今を比べると、かなり業界も変わってきたと思うのですが、おふたりは今の業界についてどう感じていらっしゃいますか?

佐藤:今は、ようやくプラス・マイナス0のスタート地点に立っているような心境です。昔は出会い系のイメージが強かったですし、婚活パーティーも学生のチケット販売から発生したようなビジネスが多かった。どうしたら信頼してもらえるか、という試行錯誤を重ねる中、大手の事業者も参入してきて、業界自体が活性化してきました。そして3年前にゼクシィが参入したことで、信頼度が一気に高まった。ゼクシィブランドの功績は本当に大きかったですよ。

enmusubi03_sato.jpg

中村:私も同じ感想ですね。ただ、「出会い系」「サクラ」という言葉の印象はいまだに根強い。例えば、異性とマッチングできない理由は色々あるはずなのに、「サクラが多いから」と誤解しているカスタマーも多い。このイメージを何とかしたいですね。

貝瀬:私たちは何をご提供するのか?カスタマーにどんなイメージを持ってもらうのか?提供するサービスが、出揃ってきた今だからこそ、業界のイメージを変えていける可能性を強く感じています。

中村:そうですね。利用するカスタマーが増えてきた影響か「とにかく結婚したい!」というニーズに加えて「カジュアルに出会いたい」という、結婚に対する温度感が少し違う声も増えてきました。ですが、その「カジュアルに出会いたい」という場合も、実際マッチングをすると、1年後のアンケートで「結婚したい」と答える方が多くいます。出会うまでの温度感は違っていても、マッチングの機会さえあれば、結婚に結び付くんですよね。なので、今この業界に対してカスタマーにどんなイメージを感じてもらうかということがより一層大切になってきていると感じています。

enmusubi03_nakamura.jpg

貝瀬:真剣に結婚を考えている方だけでなく、そうでない方にも恋愛の機会を提供できれば裾野が広がります。しかし、必ずしも結婚を意識しないでパートナー探しをするという人はネットユーザーには増えてきましたが、結婚相談所利用層にはまだメジャーではない。このイメージを変えていきたいですね。

佐藤:確かにそうですね。そうすると、結婚相談所という限定した呼び方も変えたほうがいいかもしれませんね。

貝瀬:ゼクシィでは、ゼクシィ縁結びを総称して「マッチングサービス」、結婚相談所は「マッチングエージェント」と呼んでいます。新しい業態としてのイメージを浸透させていくための一歩目として、前回のCMでは、まずは「婚活エージェント」という言葉にして、徐々に認知を高めていければと思っています。

enmusubi03_counter.jpg

中村:アメリカだと、結婚相談所を「マッチメイキング」、ネットサービスを「オンラインデーティング」と呼んでいます。日本ではまだ浸透していませんが、海外での呼び方も参考にして言葉を作っていき、新たなイメージを創っていければと思います。

佐藤:一方で新たなイメージを創っていくためには、参考になる産業から学んだ方が良いと思う。例えばエステティックには、綺麗になりたいという前向きなイメージがあります。

貝瀬:マンツーマントレーニングのスポーツクラブの認知拡大も、我々が目指すものにかなり近いですよね。トレーナーと取り組むスポーツクラブとして、社会的に前向きな認知が広まりました。新たなイメージを創っていくために、参考にしていくことも大事ですね。

enmusubi03_kaise.jpg

佐藤:あとは、サービスの健全化が大切ですよね。カスタマーの満足度アンケートからサービスの安全性・信頼性を向上させることをもっと取り組んでいって、カスタマーに安全性を認知してもらう必要がありますよね。

中村:弊社では、インハウスでカスタマーサービス機能を持っているのと、24時間365日体制での監視を行っています。プラスのイメージに転ずるためには、安全策をしっかり講じて、信頼性を高める努力をしないといけないですよね。

"新たなイメージの創造"や安全性・信頼性向上のために
必要なことは会社を超えた"共創"?

貝瀬:イメージを変えていくために取り組んでいることとして、おふたりとは一般社団法人 結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)でもご一緒させて頂いています。パートナーエージェントさんには理事として入っていただき、エウレカさんとはネット分科会でネット業界に認証制度の導入を広げる活動を行っています。同業者横断のプロジェクトですが、いつも新しい発見がありますよね。

enmusubi03_mspj.jpg

中村:そうですね。私たちネットやアプリが追求する利便性と、対面サービスで必要な安全性について、お互いに情報交換しながら、それぞれで実現できる最適な方法を探っていったり。業態を越えて各社の強みを吸収し合うシナジーが生まれていったりするのはとても刺激になります。

貝瀬:業界のメインプレイヤーがほぼ集結して、情報やノウハウを出し合い、議論を交わし合う。例えばオンラインの分野ではエウレカさんの安全性に対する取り組みを伺って、その基準に合わせようという動きもできました。

佐藤:お互い情報を秘密にするより、共有して新しい変化を生み出せるメリットの方が遥かに大きい。社団法人という枠組みがあるおかげで、みんなで業界を良くしていこうという機運が生まれました。

貝瀬:業界全体が盛り上がることで、カスタマーも我々もみんなが幸せになれる。おふたりをはじめ、賛同してくださった経営者の皆さんには、本当に心意気を感じます。

中村:恋愛ってタイミングで出会う人も違うし、住んでいる地域でも全然違う。一人ひとりが違うからこそ、さまざまなサービスが必要で、一つの手法やブランドだけでカスタマーに不足なくサービスを提供できる産業ではないんですよね。そういう業界だからこそ、各社が手を取り合ってイノベーションを起こしていきたいと思います。

enmusubi03_talk.jpg

創造と共創の先に
イノベーターが描く成長と新しい世界とは

貝瀬:マッチングサービスを利用して結婚される方が、この3年間で8組に1組、全婚姻数の約12%にまで増加しました。さらに成長していくためには、何らかのブレイクスルーが必要だと思うのですが、どんな世界を思い描きますか?

佐藤:結婚相談所に対する世界観を変えたいですね。お金を払うから良い人に出会えるということではなく、カスタマー自身も努力してステップアップしていくことで、よい恋愛・結婚に結びつくという世界にしたい。そのためにカスタマーが成長できる機会を提供し、多くの成功体験をすることで、前向きな気持ちで使っていただける産業にしていきたい。そうすれば、この業界はさらに広がっていくと信じています。

中村:恋愛をしたい、したくないというモチベーションに関わらず、皆さんのスマホの中に、『Pairs』が入っているような世界を思い描きます。マッチングアプリの利用率で言えば日本は約20%ですけど、フランスやアメリカの使用率は約40%。そこを目指すとなると、出会いの選択肢に、当たり前にネットが入っている感覚になってもらわないと。そんな価値観が普通になるような世界にしていきたいと強く思います。

貝瀬:「普通に使うもの」という認知を獲得していきたいですよね。ちょっと体を鍛えたいと思ったらスポーツクラブに通うように、ちょっとパートナーが欲しいなと思ったら、ふっと相談所やネットを利用できるような世界。恋愛や結婚が増え、幸せが増えている世界を、あと2年くらいで実現させたいですね。全体で歩調を合わせて変えていく方が絶対早いのでこれからも共創し、切磋琢磨ながら進めていければと思います。

----

3回に渡ってお送りした『ゼクシィ縁結び』連載企画。「幸せな結婚をするカスタマーを増やし、結婚してよかったと思える世界をつくる」使命を実現するためにゼクシィの挑戦はスタートした。約半年という驚くべきスピードで事業化を実現し、現在では同じ志を持つ同業他社と協力してイノベーションを起こそうとしている。ゼクシィ縁結びが目指すのは「幸せな結婚がもっと増えるような出会いを提供していくこと」。そのための挑戦はこれからも続いていく。

[スペシャル座談会 おまけ]

男性が消極的!?婚活業界の課題と解決策のヒント

enmusubi03_columu.jpg

余談だが、今回の座談会では、婚活業界の課題と解決策のヒントとしてこんな話も挙がった。

中村:今、すごく気になっていることがあるんです。マッチングサービスを使っている女性に「男性が積極的でない、早く会う日程を決めてほしい。」と言われたんですよ。女性が積極的なことは、それだけオンラインを活用した恋愛が一般化して不信感がなくなってきたからだと、嬉しくもあるのですが。男性が消極的なのは、対面型のサービスでも同じですか?

佐藤:対面でも、やはり内向的な方が多いですね。ただ、以前は話すのが苦手だからと、初めから相談所のサービスを選ぶ方が多かったのですが、今は来店前に婚活パーティーに参加した方が8割で、アプリを使っていた方が4割。様々なステップを踏んだ後で、来店される方が増えてきています。

貝瀬:ゼクシィが婚活サービスを始めたのは3年前ですが、佐藤さんが仰る通り、カスタマー層が広がった印象は強いですね。ただ、やはり内向的な方は多くて、約6割の男性がアプローチの際に何かしらのサポートやアドバイスを受けている。それはネットでもリアルでも変わらないです。

中村:自分もそうですが、アプローチに慣れてない男性が多い印象です。先日、女友達に自分のネットでのプロフィールを見せたら、写真も暗いし、内容も真面目すぎると思い切りダメ出しをされました(笑)。女性に比べると、自己アピールが苦手ですよね。

貝瀬:昔は合コンや飲み会が頻繁にあって、場数を踏むうちになんとなく恋愛というものを学習していたのですが、今は出会いの場所が少ないですよね。参加型のマッチングイベントを盛り上げていく必要があるのではと思います。

中村:私もイベントに突破口があるんじゃないかと思います。この間、クラフトビール好きな男女を集めたマッチングイベントを開催したのですが、趣味が合う方達同士、とても会話が盛り上がったんですね。私たちのメインサービスはネットですが、会話のきっかけがあるイベントがネットに組み合わせれば、課題を一気に解決することができるんじゃないかと考えています。

佐藤:そうですね。イベントに参加してそのサービスで結婚した、カップルになった、出会った、ということをいかに周りに伝えるかで、消極的な男性も変わってきますよね。

貝瀬:確かにイベントはクチコミも広まりますから、それを見て自分も...と、よい循環が生まれていく可能性を感じますよね。


婚活市場の消極的な男性も、イベントを突破口にすれば変わるのではないかという何気ない会話。
3人のイノベーターは、男女の価値観や市場・環境・時代の変化にアンテナを張っている。その結果、何気ない会話の中にも事業の課題を解決するための意識が表れてくるのかもしれない。
今後の婚活業界はどのような広がりや展開を見せていくのか、期待が高まる座談会となった。

[ 今回登場したゲスト ]


enmusubi03_sato_profile.jpg

株式会社パートナーエージェント
佐藤 茂社長

enmusubi03_sato_profile.jpg

株式会社エウレカ
中村 裕一取締役CPO/CMO

[ 今 回 登 場 し た 社 員 ]


貝瀬 雄一

貝瀬 雄一
マリッジ&ファミリー事業本部 カスタマーサービス統括部 Division Director
株式会社リクルートゼクシィなび 代表取締役社長

1997年株式会社リクルートへ新卒入社。人材斡旋事業にて主に事業企画・経営企画を担当し、新卒斡旋事業の立ち上げなどを手掛ける。その後グローバルHR事業の事業統括を経験。
2013年ブライダル事業に異動し、ゼクシィなび・婚活事業責任者に。2014年4月より現職

RECRUITMENT

  • 営業職はこちら

    営業職はこちら

  • 企画・スタッフ職はこちら

    企画・スタッフ職はこちら

  • エンジニア・デザイナー職はこちら

同じカテゴリの特集