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2017RMP BEST11 Interview :
Vol.2 尾花 晶

ママもパパも赤ちゃんとの生活を
もっと楽しめるように・・・
『ゼクシィBaby』で「心が動く」記事を発信し続ける

編集者としてのキャリアは16年。教育系出版社での教材編集を経て、『ゼクシィ』東日本版編集長に就任。その後、『ゼクシィBaby』編集長として「休刊」「新創刊」を経験してきた尾花。読者、そしてクライアント企業に対し、どんな想いを抱いているのだろうか。

  • Career
    ゼクシィBaby編集長
  • 2008年
    教育系出版社を経て、リクルートへ転職。ブライダル事業本部『ゼクシィ』編集部に配属
  • 2012年
    『ゼクシィ』東名阪・西日本版副編集長に就任。その後、『ゼクシィ』東日本版編集長に就任
  • 2016年
    『赤すぐ』事業部に異動。『妊すぐ』『赤すぐ』編集長を務める
  • 2017年
    『ゼクシィBaby』を立ち上げ、編集長に就任。『2017年度RMPベストイレブン』受賞

「編集者」として何をしたいのか。2社を経てたどり着いたテーマ

結婚情報サービス『ゼクシィ』が、2017年、妊娠・出産・育児期の女性をサポートするメディアとして『ゼクシィBaby』をリリースした。その編集長を務めるのが尾花晶。大手教育出版社を経てリクルートに入社して以来10年、一貫して編集職を務めている。

尾花が「編集者」への憧れを抱いたのは高校時代。その夢に近づくため、大学時代は出版社でアルバイトをしていた。しかし、その会社の編集者からシビアなアドバイスを受けたという。

「『ただ編集者になりたいだけじゃ採用されないよ。編集者になって何をしたいのかを持っていないと』と。当時の私はその答えを持っていませんでした。だから、就活では出版社への応募に踏み出せなかったんです。そんなとき、偶然あるベンチャー企業の会社説明会に参加し、縁があって入社を決めました」

その会社の事業は新卒採用の支援だった。尾花は就活に臨む大学3・4年生との対話を重ねる中で、自分が何をしたいのか分からず悩んでいる学生が多い現状を知る。
「これは教育に問題があるのではないか」。初めて社会への課題意識を抱いた尾花は、教育系の出版社に転職。
小学生向け教材担当として、編集者としての道を歩み始めた。

理科教材や科学読本を手がけて6年。やりがいはあったが、その先に限界も感じ始め、再度転職を決意する。 そこで目に留まったのが、リクルートが新たに打ち出したキャッチフレーズだった。
『まだ、ここにない、出会い。』
一人ひとりにまだ見ぬ可能性がある。新たな暮らしや人生にまつわるチャンスに出会うお手伝いをしたい――そんなテーマに強く共感し、入社を決めた。

結婚式に興味なし。だからこそ『ゼクシィ』の編集が面白い

入社を控え、配属先を決める面談で「『ゼクシィ』はどうですか」と言われた。
当時、尾花は結婚式にあまり興味がなく、「自分がいずれ結婚するときも、挙式や披露宴をするつもりはなかった」と語る。それでも「やります」と答えた。

「前職では、小学3・4年生対象、しかも苦手な理科の教材を担当しましたが、それが面白かった。自分と志向や価値観が異なる人々へ情報を届けるため、自分が好きではないものをどんな視点で捉え、いかにして楽しむか。そこに面白みを感じていたんです」

結婚式をする気がない自分が、どんなメッセージを受け取れば「結婚式、したい!」と思えるか。
「両家への結婚報告」や「顔合せ・結納」など、不安や抵抗感を抱く場面をどのように楽しいイベントに変えるか。
そんな発想で企画を立てた尾花は、入社後初めて担当した記事で、社内コンテストのグランプリを受賞する。

入社4年後には、自身の結婚が決まった。「そもそも、なぜ結婚式をするのか」。その本質を実体験によって見極めたいと考え、挙式・披露宴をすることにした。

「お金も手間もかかる。まさにそのとおりだと思った。でも、お金に変えられない価値があることを実感しました。今まで生きてきた中で、お互いに大切な人たちが一堂に会し、これまでを振り返りながら楽しい時間を共有できるって、何て幸せなことだろう、って。それ以降は、『自分とは異なる価値観を面白がる』から『自分が読みたい記事を創る』という考え方へ、少し変わった気がします」

編集長として「休刊」、そして「新メディアの立ち上げ」へ

結婚した年に、東名阪・西日本版の副編集長に就任。翌年には第1子を出産し、ワーキングマザーとして東日本版の編集長を務めた。
しかし、第2子の育休明け、大きな転機が待っていた。マタニティ&ベビー情報通販誌『赤すぐ』への異動辞令を受けたのだ。
媒体が変わることへの不安もあったが、「新しいテーマに取り組める喜びのほうが大きかった」という。ところが、編集長就任から3ヵ月で『赤すぐ』の休刊が決定した。

「最後の編集長として、私に何ができるか。どんな形で休刊を迎えさせるか。長い時間、悩み続けました。そうしてたどり着いた答えが、『読者がたくさん登場する号』『関わる人みんなが笑顔になれる号』。『赤すぐ』に長年関わってきたすべての人とって、『終わり』でなく『次へつながる』『新たな旅立ち』をイメージさせるメッセージを打ち出したく、コピーライターさんとも相談を重ねました。」

『星の王子さま』とタイアップした付録も注目を浴び、『赤すぐ』最終号は圧倒的な販売部数を記録。有終の美を飾った。

「新たな旅立ち」は待ったなし。尾花は、新ブランド『ゼクシィBaby』の編集長として、立ち上げに取り組み始める。
産科で無料配布することで、1人でも多くの妊婦に提供できる可能性を考慮し、『ゼクシィBaby妊婦のための本』はフリーペーパーとしてスタートすることになった。

「広告を出してくださるクライアントにも、読者にとっても、価値のある媒体にしなければ。『こんなフリーペーパー見たことない!』と言わせるクオリティのものを創ろうと決意しました」

尾花の想いに周りも賛同し、著名なアートディレクターとカメラマンの協力を得て、妊産婦に寄り添ったノウハウや体験談などさくたんの情報が詰まったハイクオリティな記事を300ページに渡って制作。今までに見たことのないフリーペーパーが完成した。

企業も読者も、私が創るメディアを通じて未来に向かえるように

尾花が、読者はもちろん、クライアントにも想いをはせる背景には、ある女性社長の存在がある。その社長は、自分の子どもの悩みを解消する商品を開発し、マンションの1室で起業。今では自社工場を構え、従業員50名規模まで事業拡大を遂げている。そして、「『赤すぐ』で商品を発信できたから、会社を成長させることができた」と語り、尾花が創るメディアに大きな期待を寄せてくれていた。

「クライアントは、営利目的にとどまらず、子どもたちのために、ひいては社会のために、使命感を持って事業に取り組んでいる企業ばかりです。そんなクライアントの理想の実現を後押しできる存在でありたいんです」

一方、読者の反響も上々だ。創刊号の発行後、返ってきたアンケートは800にも上った。「無料とは思えないほど充実していました」という感想に胸を撫で下ろしつつ、それ以外に「救われました」「不安だったけど、前向きになれました」「元気になりました」などのコメントの多さに、尾花は心を打たれた。

「今は情報があふれている時代。私たちが創る記事は『役に立つ』のは当たり前であって、それ以上に読んだ人が『心を動かされる』ことを大切にしたい。妊娠や育児には不安も迷いも多いけれど、少しでも解消して、生活を楽しめるようにしていきたいですね。さらには、パパや家族も育児をもっと楽しめるようにしていくのも、私のミッションの一つです」

Teammate Voice

松本依子

プロダクト本部 マリッジ&ファミリー領域
メディアプロデュース第1統括部
ゼクシィBaby推進部 編集グループ

ばなちん(尾花さんのあだ名)と一緒に仕事をしていると、その情報整理能力の高さと早さに驚くことばかりです。 誌面を作るときも、メンバーに何かを教えるときも、様々な人からの意見も、常に目的を意識して情報を整理し、みんなを引っ張ってってくれます。 いつかはばなちんのように多面的・多角的にモノゴトを捉えられるようになりたい...そんな風に思いながらいつも近くで学ばせてもらえて幸せです!


私にとってRMPとは「海」だ!

海からは豊かな資源を与えてもらえるけれど、ときには荒波にもまれることもある。まさに海のような環境だと思います。荒波にもまれることも成長につながるので、豊かさと試練、両方あるのがいいですね。

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