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RMP BEST11 Interview :
Vol.8 小口健太

すべてのプロセスを俯瞰し、
組織に欠かせない存在になる。
上流から下流までを見渡せる
「何でも屋」でありたい

リクルートに新卒入社し、経理部門へ配属。そこで2年間過ごした小口は「おもしろいし、自分に合っている」と思ったが、 あえて異動希望を出し、キャリアウェブにてリクルートマーケティングパートナーズ(以下、RMP)に移った。 すさまじい量の課題が降り注ぐ新規事業立ち上げの現場に身を置き、小口が見つけた「自分が進むべき道」とは――。

  • Career
    まなび事業本部
    オンラインラーニング事業推進室 事業開発部
    スタディサプリグループ
  • 2012年
    リクルートに新卒入社。経理部に配属。リクルートグループ分社化に伴う新会計システムの立ち上げを担当。
  • 2014年
    「キャリアウェブ」にてRMPのスタディサプリグループに異動。商品企画や事業企画を担当。
  • 2017年
    現在はスタディサプリシリーズの業務設計全般を担当。 『2016年度RMPベストイレブン』受賞。

「自分に向いている」と自認していた経理部門を、あえて飛び出した

就活を始めた頃は、広告業界・出版業界を目指していた小口。これまで人生の岐路に立ったとき、CM・小説・マンガなどの影響を受けてきた経験から、それらを自分でつくりたいと考えていた。 しかし、就活のさなかに東日本大震災が発生。世の中の混乱を目の当たりにし、考えが変わったという。

「広告や出版といった『文化』の土台には『経済』がある。経済がしっかり回っていないと、文化は人の手に届かない。だから経済を支える側に立とうと思ったんです。商社なども考えましたが、新しい事業を生み出すことに興味を惹かれた。ならばリクルートだ、と。それに、リクルートは明るくて外交的な人が多いイメージですが、僕は内向きで、1人でじっと考え事をするのが好きなタイプ。自分が『レアキャラ』でいられる組織に入れば、仕事が巡ってくるチャンスがあるのでは、と考えました」

入社後に配属されたのは経理部門。法学部出身の小口にとって、会計知識がないところからのスタートだった。 当時、急速に海外企業との提携が進められ、海外売上比率がどんどん高まっていくのを数字で見ながら、「思い切りのよい社風」を肌で感じた。
そして入社半年後には、リクルートグループの分社化を経験。会計システムの入れ替えが実施され、システムの知識も身に付けた。

こうして経理部で2年間過ごす中で「今の組織は、自分に向いている」という手応えを感じていた。 ところが小口は、『キャリアウェブ』(リクルートグループ内への社内公募制度)を利用し、別の事業部への異動を願い出る。
「入社時の上司から『3年目まででお前の人生は決まる』と、言われていたんです。管理部門は向いていると思うし楽しいけれど、各サービスを持つ事業部が向いていないかどうかはわからない。3年目の終わりを迎えるまであと1年。ここから1年は事業部を経験してみて、どちらが楽しいと思うかを判断しようと思ったんです」

"せっかくなら「新規事業」にチャレンジしたい"そう思った小口はRMPへの異動を決め、『スタディサプリ』のプロジェクトに参画した。

「できない」を乗り越えたとき、カスタマーの姿が見えた

当時、『スタディサプリ』は、次々と大きな変革に挑んでいた。小口は経理の知識を活かして会計業務や収支計画を担いつつ、新商品の内容・価格・販売チャネルなどの設計に取り組んだ。 メンバーとのコミュニケーションの取り方も資料の作り方も、経理部とはまったく異なり、最初はかなり苦労したという。

同業他社の状況に影響を受けて戦略が二転三転し、新商品立ち上げ後もQuipper社との提携に伴うシステム移行など、めまぐるしい変化が続く。 さらに、『スタディサプリLIVE』『スタディサプリ合格特訓プラン』『スタディサプリLab』と、3つの新規プロダクトの推進というミッションが与えられた。 従来のオンラインサービスとは異なり、生放送、「人」が介在するコーチングサービス、リアル店舗の運営など、初めての経験ばかりだった。

「期限も限られていて、正直、厳しいと思いました。でも『できない』といえばそこで終わるので、『どうやればできるか』から考えたんです。ひとつひとつのタスクに優先順位をつけ、パワーのかけ方を調整してメリハリを付けた。走りながらも『やっぱりできない』と思ったこともありましたが、結果的にはできた(笑)。何とかなるもんですね」

さらに、経理部時代にはなかった喜びもあった。自分がつくったサービスを利用したカスタマーの声を聴けたことだ。

「『家で1人きり悶々と勉強してたけれど、夏期講習ライブに参加して同じように頑張っている子がいるのがわかった。私も頑張れる』というコメントを見たとき、改めてカスタマーの存在を実感しました。受験シーズンが終わる頃には合格したカスタマーからも喜びの声も多く寄せられます。めちゃめちゃ大変だったけど、『やって良かった』と心底感じましたね。数あるサービスの中から自分たちのサービスを選んでもらえたんだから、絶対に後悔させない商品をつくらなければ、と気が引き締まりました」

誰よりも多くのメンバーと関わり、よりよい組織のあり方を追求する

もともと「1人で考え事をするのが好きなタイプ」を自認する小口だが、今は誰よりもメンバーへの声がけ、対話が多い。

「フラットな組織なので、意思決定するのがマネジャーとは限らず、現場に判断が託されることも多い。その分、情報の集約が難しいので、なるべく組織を横断して密にコミュニケーションをとるようにしています。フロア内をわざとジグザグに歩いて、会う人会う人に声がけしたりして。誰が今、何を考えているのかをリアルタイムでつかむようにしています」

メンバーの多くは、マーケティングやコンテンツ企画など、何らかの領域で強みを発揮しているが、小口は上流から下流まで、すべてのプロセスを俯瞰している。その意味で「レアキャラ」として、「わからないことがあれば小口に聞け」と言われるほど組織に欠かせなくなっている。

「他人から常に『ありがとう』と言ってもらえるような仕事ができる人間でありたいと思っています。例えば、何か頼まれた場合も、相手がなぜこれを依頼しているのかを考えて、一歩先のことまで実践する。相手の期待を上回ることを、いつも目指しています」

現在は商品をさらにブラッシュアップする設計業務ほか、新商品の企画サポートに取り組む。

「1年間、事業部を経験してみたい」――そんな動機でRMPに来て3年半。小口は「来てよかった」と言う。

「あのまま経理にいたら、専門性を追求していたでしょう。でも、僕は『何でも屋』を目指すべき人間だな、と認識しています。基本的に好奇心が強いので、何にでも手を出すことで好奇心が満たされていると思います」

あと2年ほどで30歳。小口はそのときを一区切りと考えている。

「30歳になったとき、何をするかは具体的には決めていません。小規模なベンチャー企業で、新規ビジネスを立ち上げるのもおもしろそうですね。外枠をゼロから創る経験をしてみたい。今は、社内に総務や法務など専門家たちがいて、サポートを受けられる環境なので、ある意味、温室です。それらがない環境に身を置いたとき、自分がどうなるのか興味がありますね」

Teammate Voice

加藤 茂

まなび事業本部 オンラインラーニング事業推進室 
事業開発部 学習領域事業企画グループ

小口さんは、自らの業務範囲を自発的に、さらに大きく広げ、数多くのサービスで業務支援をしてくれました。 彼は「自分がやるのが一番いいと思うんで」という口ぐせがあるほど、圧倒的当事者意識が半端じゃない。 現在は出向先のQuipper Ltd.にてグループマネジャーも兼務するなど大活躍です!

Oguchi's School Days

アコースティックギターのサークルに所属し、主に6人組で活動。演奏会では、黒いスーツに身を包み、ウッドベースを持ち込んでジャズ演奏を披露し、聴衆の喝采を浴びた。

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