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【役員対談】#3 まなび進路編
あなたに合うWILLの見つけ方。
多様化の進む未来に向かって君はどう生きていく?

今、時代はすさまじいスピードで変化している。「第4次産業革命」と言われる産業構造の変化、AI(人工知能)の台頭による働き方の変化、そんな未来を見越しての教育改革――これまでにない新しい価値が生まれることにわくわく感もある一方、今ある仕事が失われていくかもしれない不安もある。 そんな不透明な世の中で、自分の道を選択していく基準となるのが「WILL」=「ありたい姿」だ。 今回は、WILLを持つことの意味、自分のWILLの見つけ方をテーマに、まなび事業領域の執行役員である吉澤克彦と伊達貴臣、新卒入社1年目の社員3名が対談を行った。

2018-07-26

今回の登場社員.JPG

高校生のWILLを見つける
お手伝いをしているのが「スタディサプリ進路」

吉澤  僕たちは、高校生の皆さんの進路選択を支援するサービスを提供しています。「やりたいこと」を支援するお手伝いって言い換えてもいいかもね。WILLって、個々人の中にあるものだから、僕らが与えてあげることはできません。ただ、「本当はこちらの道が向いているのに、それに気付くことなく別の道へ進んでしまった」というアンマッチはなくしたい。そのために、好奇心や興味を起点にした将来の可能性を提示すること、長所をもっと伸ばせる進路があることなどを伝え、選択肢をなるべく広げるお手伝いはできると思っています。

伊達  進路選択は何を選ぶかによって人生が大きく変わってくる非常に重要なポイント。だからこそ、僕たちは選択のきっかけとなる情報を誰よりも多く提供できる存在でありたい。無味乾燥な情報ではなく、なるべく多くの気付きがあり、WILLの種が見つかるような情報をお渡ししていきたいですね。

DSC_4498.jpg 谷口  自分自身が高校生の時、進路選択での悩みはそんなにありませんでした。でも社会人になった今、WILLについて考えれば考えるほど難しくって......今日の場を楽しみにしてきました。よろしくお願いします!

役員たちは、どんなWILLの変遷を経てきたのか?

吉澤  僕の新人時代のWILLは「この人みたいになりたい」という憧れがありましたね。 当時あったリクルートのアメフト部『シーガルズ』に入ったんですが、そこのスタープレイヤーで人事開発部に所属していた先輩に憧れたんです。その人と飲んでいるとき、「僕はアメフト120%、仕事も120%、遊びも120%。360%で生きてるんだ!」と言われて、「超かっこいいじゃん、この人!」とビビッときました。「5年後、10年後、この人みたいになりたい」と。で、まずはシーガルズのレギュラーを目指したんだけど、ケガをしたこともあって叶わないまま4年で引退。大事にしていたアメフトを捨てたからには、他の誰よりも仕事で成果を挙げたい、というのが新しいWILLになった。そこで必死に働いて、4年連続で通期MVPをもらって。当時は「自分が一番になりたい」という想いが強かったけど、その後、マネジャーとしてメンバーそれぞれのWILLに関心を持って向き合うようになったんです。すると「彼らのWILLを実現させたい」というのが新たなWILLになって、それを軸に動いたらチームが強くなり、メンバーがどんどん活躍するようになったんです。今思うと、環境や状況によってWILLは変わっていったなあ。

伊達  僕は、入社1年目のときにはWILLは持ってなかったんですよ。「楽しそうだから」という理由でリクルートに入って、営業を始めたけどあまり成果が出せなくて。上司からは、当時は「WILL」という言葉はなくて「仕事に意志を持て」と言われ続けていたけど、2~3年目くらいまではずっと「意志って何なんだ」と思ってましたね。でも、あるとき気付いたんですよ。「自分が仕事で向き合っているものを理解しないと、意志って生まれないな」と。営業の場合はお客様だけど、お客様のことを深く知ると関心が湧いてきて、気になることが見えてきて、「こうしたほうがいいんじゃないか」と考えるようになって、それが加速していくと「意志」=WILLになるのかな、と理解しました。

★DSC_4463.jpg
その後、強いWILLが生まれたきっかけが2回あります。1回目は入社6年目のとき。当時は中途採用領域――『リクナビNEXT』で事業企画を担当したんですが、リーマンショックが起き、事業が大きな影響を受けました。市場が冷え込む中でいかに競合優位性をもってキープするかがミッションとしてあり、自分がその中心的役割になったとき「自分がやらないと、マジで事業が潰れるかもしれない」って。当時は本気でそう思ったんですよね。「この事業を、自分が何とか踏みとどまらせなければならない」と。そこで事業に対するWILLが生まれたんです。

2回目はマネジャーになったとき。それまでは自分個人として企画のパフォーマンスをいかに上げるかということにしか関心がなかったんですが、いきなり20数名のメンバーのマネジメントをすることになった。しかも経験が少ないメンバーが多かった。彼らに成果を挙げさせるにはどうしたらいいかを考えるうちに、他者への関心が出てきて、さらに長期的視点で「このメンバーたちを幸せにしたい。そのためにどうするか」というWILLへと変わっていきましたね。今思うのは、意志=WILLを持つのはやっぱり重要だと思う。それがないと周囲に流されてしまうから。

入社1年目の新人たちはWILLをどう捉えている?

青木  僕は人に言えるような明確なWILLを持っていないんです。ただ、WILLが見つかったときに、そこに向かってすぐ動ける人材になっておく必要があると思っていて。だからいろいろな経験を積んでいきたいと考えています。なんだかWILLって、確固たる意志のようなカッコいいものじゃないといけないのかなって。

小松  僕も今、WILLについて迷っています。高校時代、起業したいと思った時期があって、自分なりに動いてみたけどうまく行かなくて。結局、親の期待にそって大学進学、就職...と流されてきた感じです。リクルートは独立する人も多いので、いずれ起業するチャンスにつながるかもしれないと考え入社しましたが、WILLはぼんやりしたままなんです。なんだか、大きなWILLが明確にないので不安になります。

★DSC_4617.jpg吉澤  みんなは、WILLって、そもそもどういうものだと捉えているの?

小松  正直なところ、WILLとはどういうものかもよくわからないです...。対談前に僕ら3人で話し合って認識したところでは、「自分がやりたいこと」「自分が思い描いている像」。でも考えてみても、中長期で「こうなりたい」というビジョンがなかなか描けないというか...。

伊達  中長期で?

小松  「将来こうなっていたい」とか「こんな人生を送りたい」とか。人に言えるようなものは思い浮かびません。

青木  対談に際して自分のWILLを考えてはみたものの、どうも「創った」感があるんです。じゃあ、本当にそれを実現したいのかと問われると、「何が何でも」という確固たる信念はない。「これじゃなくちゃダメなんだ」というくらいの強い意志は持てないんですよね。

吉澤  何だか、WILLって「高い志を持たなきゃいけない」と思っていない?僕の新人時代なんて「シーガルズでレギュラーになりたい」だったし、その後は「トップ営業マンになりたい」でしたよ。

青木  そういうこともWILLのうちに入るんですか。

吉澤  僕は十分にWILLだと思うよ!

★DSC_4536.jpg青木  そうなんですね。僕も学生時代にサッカーをやっていて「試合に出たい」「県大会で優勝したい」という強い想いがあったから頑張れていたんですが、そういうことでしょうか。もっと社会的な視点で捉えなくちゃいけないのかな、と。

吉澤  リクルートではよくWILLを問われるけど、視座の高いこと言わなくちゃいけないと思ってない?社会性がどうのとか、日本を変えたいとか。でも、こんな家に住みたいとか、素敵な人と付き合いたいとか、そんな身近なことでいいと思うんだけどね。WILLの明確な定義がないのが、難しいところなんだよね。だって僕も実は今だにWILLについてよく考えるし、悩んでるよ!

伊達  僕もです(笑)。周囲が立派なことを言ってようが関係ない。自分がどう思うか、だよ。

青木  役員のみなさんでも、まだ悩むものなんですね!WILLって難しいけど、奥が深いというか。

小松  僕の「チャンスがあれば起業したい」もWILLって言えるんだ。

★DSC_4561.jpg谷口  逆に私はWILLを挙げてみろと言われれば、150個くらい出てくるんです。でもこれってWILLというより「WANT」なのかな、ってもやもやしていたんですけど、これも自分の中でWILLと捉えていいということですね。
吉澤さんもおっしゃった通り、WILLの定義って、人によって違いますよね。私たち3人で話しても全然違っていたし。そんなあいまいな定義のWILLというものを、なぜリクルートは大事にするんでしょうか。

吉澤  江副さんが創業した当時から、「価値の源泉は人である」というのがリクルートの考え方。商品も事業も世界を創っていくのも「人」。江副さんは、人は情熱を持ったときにより良いパフォーマンスを発揮できると言っていてね。その情熱はWILLを持ったときに生まれる。「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という古い社是があるけど、WILLを持てば自ら機会創出へ動けるということでしょうね。

伊達  「個」の力を引き出すために、WILLを認識させることが重要という考え方ですね。

青木  うーん、個が強くなるためにWILLは絶対に必要なものなんでしょうか。目の前のことを愚直に、情熱を持ってやれる人だって強くなれるんじゃないかと思うんですが...

★DSC_4501.jpg
吉澤  必要か必要でないかは、人によって考えが異なっていていいと思うよ。ただ、社会人になって10年後に活躍できている人・できていない人の差を調べたら、専門学校や大学に入る時点で目的意識を持っていた人の方が社会人として活躍できている、といった新しいエビデンスも出てきているようです。だったら、ないよりはあったほうがいいんじゃないの、と。
でも、青木君の話でいえば、マネジャーから「お前、どうしたい?」と聞かれた場合、「僕は目の前のことを愚直に頑張っていきたい」というなら、それは君のWILLだと思うな。目の前の仕事にしっかり向き合って、自分のCANとMUSTをどんどん膨らましていく。すると、今まで見えてこなかったWILLが見えてくることもあるんだよ。

青木  そう言われると、すごく納得できます!

自分のWILLを、どのように見つければいい?

吉澤  自分のWILLを見つけたいなら、まず「人生の棚卸し」をしてみるといい。学生生活を送ってきた中で、楽しかった瞬間、イキイキしていた瞬間を思い返してみる。僕自身、大学時代に沖縄の最南端にある波照間島に行ったとき、海が荒れてフェリーが欠航して、「何もすることがない3日間」を過ごしたとき、「何をやりたいか」はわからなかったけど、「これまでどんな人生を歩んできたか」をすごく考えて。そこで「仲間と目標を共有して、切磋琢磨する環境」にいてこそ、自分はイキイキと楽しく過ごせることに気付いた。それを軸に就活した結果、リクルートがぴったりだと思って入社したんです。
あとは、僕が先輩に憧れたように、「この人みたいになりたい」という人を見つけるのも、WILLに近づくきっかけになると思うよ。

青木  過去の自分の経験から、本当に自分が大切にしていることを知るってことですね!

伊達  今日、話を聞いたところでは、WILLとは「強固な意志」でなければならないと思っている人もいるようだけど、最初は「意見」のレベルでいいと思う。自分が対峙しているもの、取り組んでいるものについて、深く知ろうとする姿勢を持てば、それを理解するほど「意見」もたくさん出てくる。その積み重ねが、いずれWILLの発見につながるでしょう。

谷口  「意見」であれば、普段から沢山発しているかもしれない。なんだかWILLってすぐそばにあるものだったんですね。

★DSC_4635.jpg対談を終えて、最初の緊張はどこへやら。なんだかすっきりした表情の新人3人。WILLは大小関係ない、何度でも変わっていい、そしてアップデートしていくもの。
3人は、これからどんなWILLに向かって進んでいくのだろうか。

対談を終えた気づきとは


青木 喬平

青木 喬平
企画統括室 経営管理部
市場開発グループ

対談を通してWILLの意味合いに大きな変化がありました。WILLは大きな大義ではなく、自分のしたいことや自分の過去からの振り返りで成り立つものだと感じ、もっと気軽に描いてもいいものだと気が付きました。今後は今までの「WILLを作らなければいけない」という強迫観念にかられることなく、純粋に「自分のやりたいこと」や「過去にヒントがあると思い振り返ってみる」を考える・行動してみたうえでWILLを描いていきたいと思っています。


谷口 佳穂

谷口 佳穂
企画統括室 経営管理部
市場開発グループ

取材を終えてWILLに対する義務感のようなものがなくなり、自分に正直に生きることがWILLなのかな?と気持ちがずっと楽になりました。 今までは、WILLは人に語ることができる立派なものでなければならないという義務感により、無理矢理かっこいいWILLを作っていました。しかし、吉澤さんや伊達さんがまっすぐご自身のやりたいこと、ありたい姿に進まれている姿を見て「あぁ、これがWILLなんだ」と感じました。WILLは作るものでは無く内から自然と湧き出るもの。今後は、自分の弱い部分も受け止め、自分に正直に生きようと決意しました。


小松 周平

小松 周平
企画統括室 経営管理部
市場開発グループ

対談前WILLは社会貢献志向が強くないといけないような気がして、定めることができませんでした。 しかし、吉澤さん、伊達さんのお話をお聞きしたことで、今後身構えることなく自身のありたい姿を描くことができそうです。特に印象的だったのは「MUSTに取り組み、CANを増やすとWILLができる」という一言です。無理にWILLを作るのではなく、まずは、MUSTに取り組む。できることが増えることで自然とありたい姿が見えてくる。焦らず、目の前のことに取り組んでいきたいと思います。

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