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RMP FEATUREスタディサプリ

『スタディサプリ』立ち上げ、影の立役者
~有名予備校講師からの転身、人生を変える決断の背景とは~

月額980円で講義動画が見放題のオンライン学習サービス『スタディサプリ』。今年で5回目の開催となった『スタディサプリ合格祝賀会』では、日本全国から約200名の生徒が参加。サービス立ち上げから、このような大規模な祝賀会を開くまでに、どのようなストーリーがあったのか。今回はサービス開始から関わる『スタディサプリ』の講師の2人にインタビュー。有名予備校を辞める決断の背景とは。また、講義だけにとどまらない活躍とは。

2019-04-25

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画面越しの講師に直接思いを伝えたい!
合格祝賀会に集まった200名の生徒たち

3月下旬の日曜日、『スタディサプリ』は、サービスを利用し見事合格を勝ち取った生徒200名を招いての合格祝賀会を開催。それは『スタディサプリ』の講師をはじめコーチ、スタッフが集まって合格を祝し、また生徒たちは画面越しにいつも見ていた講師陣に会い、感謝を直接伝える場だ。
「苦手だった英文読解が得意になりました」「センターまで厳しかったけれど、無事合格出来ました」といった晴れやかな報告に顔をほころばせるのは、英語講師の肘井学氏。『スタディサプリ』の創業時から講義を受け持つ一方で、コンテンツ制作にも携わってきた『スタディサプリ』の立役者の一人だ。オンライン学習サービスの立ち上げというミッションに挑み始めた当時は、今ほどのサービスの広がりは全く想像出来なかったという。

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「逆境にある子どもにこそ最高の教育を」
人気予備校講師達を転身させたのは、強い理念

『スタディサプリ』の立ち上げ加入前は、有名予備校で数多くの生徒の英語力アップと合格に貢献し、その名を馳せていた肘井氏。2011年、そんな彼のもとへオンライン学習サービスの事業化へ向けて動き出した山口文洋(現執行役員 まなび事業統括本部長)からコンタクトが入る。実際に生徒の役に立つサービスを作るためには、教育のプロフェッショナルのノウハウが絶対に必要だと、細いつてを頼ってたどり着いたのが肘井氏だった。

大企業の営利目的プロジェクトだろうと協力を断るつもりで山口と会うことにしたものの、その理念を聞き考えは一変する。"この事業が成立すれば、誰にでも良質な教育を安価で届けることができ、それにより人生の可能性を等しく広げることができる"―--。人気講師として飛ぶ鳥を落とす勢いの肘井氏だったが、常に抱いていた、裕福な家庭の生徒ばかりが英才教育を受ける現状への違和感と、"逆境にある子どもにこそ最高の教育を"との信念が山口の思いと合致し、参加決意へと至った。

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そして肘井氏は、同僚で同じく高い支持を集めていた数学講師山内恵介氏へと声を掛ける。講師を務める傍ら予備校運営にも携わっていた山内氏が大事にしていたのは、"ビジョン"。売り上げや人数増を重視せざるを得ない予備校事情に限界を感じていたところへ飛び込んできた山口の理念は、今後を鮮やかにイメージさせるものだった。また教育効果を高めるには学校との協働が最も効率的だと考えていたこともあり、進路領域でのマーケットを拓いているリクルートならその実現が可能だろうと、『スタディサプリ』に自分の未来を懸ける決断をする。

こうして事業は、動き出した。


月額980円のベーシックコースから、先生の業務支援をする学校導入も。
多様なニーズに応えるサービスに進化した『スタディサプリ』

『スタディサプリ』が産声を上げたのは、2012年の秋。2013年春には、実力派講師による講義動画を月額わずか980円で見放題というシステムが大きな話題となったが、その魅力は安価な点だけではなく、オンラインだからこそ可能な良質なコンテンツ作りにある。配信動画では視聴履歴が分析されるため、常に内容のブラッシュアップが可能だからだ。そうしたトライを重ねることでユーザー数を増やし、内容も多様化。ライブでありながら繰り返し視聴も可能な特別講座『スタディサプリLIVE』の開講や、現役大学生がオンラインコーチとして個別に生徒を見る『スタディサプリ合格特訓コース』が誕生している。さらには、学校や地方自治体からのニーズを受けて『スタディサプリ for TEACHERS』を開発、学校教育のサポートツールとして小中高といった学校や自治体への導入も増加。ユーザー数は現在国内累計84万人を超え、合格への喜びの声は生徒のみならず教育現場からも数多く上がっている。

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プロフェッショナル達に支えられた、
教育の本質に根差したコンテンツとフレーム作り

大きく成長を遂げた『スタディサプリ』。その事業成立に向けて奔走した当時の山口たちが何よりも助けられたものは、肘井・山内両氏からの教育視点での鋭い指摘やアドバイスだった。「ビジネス視点で語りがちな自分たちにとってそれが何よりありがたく、ふたりの存在無くして『スタディサプリ』は成立しなかった」と振り返る。

サービスの主軸となる授業動画のベースマニュアルを固める中心にいたのは肘井氏だ。 肘井氏「生徒の反応を見ながら進められない授業動画の撮影には、通常授業とは全く別のスキルが要求されます。立ち位置や板書の見やすさ、スマホ画面も想定してテキストベースの授業にするなど様々ですが、加えて勉強の動機付けとなるメッセージを入れていくこと。自分が一番大事にしたいのは学習を通じての人間教育なんです」。さらに、学習効果を出すことや人格的な成長は短期間で成し遂げられるものではない、とも続ける。だからこそ今もスピードをゆるめない。講師としての腕をさらに向上させ、手に取ってもらえる参考書の執筆を続けていく。そうして自分の存在を磨くことが、『スタディサプリ』全体の成長につながると考えているからだ。

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同じく教壇に立ちながら、現在は学校教師に寄り添うフレーム作りにも取り組むのが山内氏。優れた教材が効果を最大限に発揮するのは、各生徒の習熟度を踏まえて届けられてこそ。『スタディサプリ』だけでは個別性に限界があるが、生徒と日々を共にする学校や教師との協働で解決できる。そのために必要なのが、学校で運用してもらうためのプロダクト開発や活用のシナリオだ。教育現場から求められる要望は無数にあるが、それらを精査し汎用性の高い教材やシステムを構築し,責任持ってその活用の提案をすることが大事だという。さらに山内氏は続ける。
山内氏「入試改革でその方向性が明確になっていますが、これからの教育では社会に出て主体性を持って活躍できる人材を育てることが求められます。それにはリクルートが長年培ってきた進路領域でのノウハウが大いに活かせるはず。進路と学習のハイブリッドを可能にする唯一無二の学校コンサルティングとして、生徒だけでなく先生の喜ぶ顔を増やしていくことが、願いです。時代は待ってくれません。だから,可能な限り早くに(笑)。」

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「世界の果てまで、最高のまなびを届ける」 合格祝賀会から始まる、新たな一年への挑戦。

今年で5度目の開催であった合格祝賀会。主役は生徒たちではあるが、スタディサプリの講師・コーチ陣、スタッフにとっても思い入れの強い時間となっている。それは、自分たちが試行錯誤を重ねて世に送り出した無形のサービスがきちんとユーザーに届き、未来の扉を開く一助を担えたことを確かめることができる年に一度の機会だからだ。参加者たちの笑顔を前に、より大きな喜びに満たされ、今後やるべきことに胸を躍らせているのは、実は『スタディサプリ』に携わる社員の方かもしれない。
「まだまだこれから。"『スタディサプリ』で人生が変わった"という声をもっと増やしていきたいですね」(肘井氏)。
教育のプロフェッショナルと共に作り上げた『スタディサプリ』で"世界の果てまで、最高のまなびを届ける"ため、祝福と感謝が行き来するこの場からスタッフ一人ひとりが決意を新たに、次の一年へとまた踏み出していく。

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