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2017RMP BEST11 Interview :
Vol.4 大橋 英美

「自己肯定感」を持って生きられる人を増やしたい!
『スタディサプリ』はその手段の一つ

「就・転職の支援がしたい」という動機からリクルートへ。入社後は、Web広告営業やマンションの広告制作など、予期せぬ経験を積むことになった大橋。学生時代に抱いていた原点に返り、「教育」というテーマに取り組む今、これまでの経験がすべて活きていると語る。

  • Career
    営業統括本部 まなび領域高校支援統括部
    公教育支援グループ グループマネジャー
  • 2011年
    リクルートコミュニケーションズ入社。リクルートに出向し、アドオプティマイゼーション推進室にて新規開拓営業を担当
  • 2012年
    住宅制作部に配属。『SUUMO』で新築マンション領域の広告制作ディレクターを務める
  • 2016年
    リクルートマーケティングパートナーズに転籍。オンラインラーニング推進室・自治体支援グループにて、『スタディサプリ』を公立小・中学校で利用してもらう事業モデルの構築に携わる。渋谷区全校導入決定後、プロジェクトリーダーとして、営業・利活用モデル構築・効果測定設計・人員計画など全般を担当。さらに学校導入モデルのチームリーダーとして、他自治体への展開を模索する
  • 2018年
    グループマネジャーに就任。
    『2017年度RMP』ベストイレブン』受賞

人が変わる瞬間、成長する瞬間に立ち会い、お手伝いがしたい

今、教育の現場には新たなスタイルが生まれている。パソコンやタブレットを使い、いつでもどこでも良質な授業の動画を見て勉強できるというものだ。それを実現したのが『スタディサプリ』。もともとは大学受験向けとしてスタートした『スタディサプリ』を、公立の小中学校に導入するミッションを担い、成功に導いたのが大橋だ。

学生時代から「教育」の仕事に興味を持っていた。母が小学校の教員だったことに加え、妹が不登校を経験しながらも自立していった姿を見てきたことから、教育のあり方を探るため、大学ではオルタナティブ教育(非伝統的教育)を専攻。教員になることも考え、一時は教職課程も学んだ。しかし、就職を前にして視野を広げ、別の道を選んだ。

「『なぜ私は教育に興味があるんだろう』と考えると、人が変わる瞬間・成長する瞬間を目の当たりにしたときに感動を覚えるからだ...と気付いたんです。じゃあ、人の成長をお手伝いできる会社はどこか、と探した結果、リクルートを見つけた。『就職』は人を大きく変える機会だから、人材事業に携わりたいと思ったんです」

求人広告を作りたいと考え、リクルートグループで主に制作業務を手がけるリクルートコミュニケーションズに入社。ところが、ここから紆余曲折の道をたどることになる。
入社直後、新規事業として立ち上がったばかりの部署に出向。「バナー広告などのWeb広告に付加価値を付けて販売する」という営業活動に従事することになった。顧客リストがない中、中小企業から大手企業まで、業種問わず新規開拓に取り組んだ。仕事を進める中で迷いや不安を抱える時期もあったが、このとき先輩に言われた言葉が、自分を奮い立たせ、仕事への基本姿勢を根付かせた。

「『二律背反な状況からしか新しいものは生まれない』と。矛盾や疑問だらけの状況だからこそ、まだ誰も見つけられていない新しい価値が生まれるし、チャレンジする意味があるんだよ、と。その言葉が響いて、素直に燃えましたね。今も、壁にぶつかった時や、何かを誰かのせいにしたくなってしまう時に、この言葉が胸に浮かびます。」

まさかの「住宅」配属。その経験が次の道につながる

1年の営業経験を経て、念願の制作の仕事へ。しかし、またしても予想外の辞令が待っていた。配属されたのは住宅情報『SUUMO(スーモ)』の制作部門だったのだ。

「正直に話すと...当時は泣いて拒みましたね(笑)。人に成長機会を提供したいと思い、求人広告部門を望んでいたこともあり、住宅情報誌でその思いが実現できるか分からなかった。でも、徐々に意識が変わりました。街の人や住宅購入者にインタビューするうちに、家を買うということは家族や自分の人生を考え抜いた上でする大きな決断なんだな、って。『物件』ではなく『人の暮らし』と向き合う仕事だと実感してからは、仕事がどんどん面白くなっていったんです」

新築マンションの広告制作ディレクターとして実績を積む中で、再び「教育」への興味が湧き上がるきっかけがあった。マンションはハードの魅力だけではなかなか差別化できない時代。そこで大手不動産会社とともに、子育て中の家族向けのソフトサービスを開発した。その中で子ども向けのサービスやイベントを提供し、喜ばれるという経験をする。その体験をきっかけに、改めて教育にダイレクトに関わる仕事にチャレンジしたいと考え、リクルートマーケティングパートナーズ(RMP)への転籍を願い出た。

RMPでは『スタディサプリ』の小・中学生向けサービスが立ち上がったタイミング。いくつかの小学校に試験導入し、実証実験が始まった段階だった。普及させるには各地の自治体、学校、教育委員会などを巻き込んでいく必要がある。大橋は『SUUMO』時代、不動産デベロッパーと手を結び、行政やNPOも巻き込んで「町おこし」のプロジェクトを手がけていた。その経験が活かせるはず、と考えた。

「根本にある目標は一つ」。からまった糸を解きほぐす

実際に動き始めたが、その道のりは順調には進まなかった。自身が培ってきた教育手法に自信とプライドを持って働かれている先生方に、新しいツールを受け入れてもらうにはどうすればいいのか。また、教育委員会の職員、自治体の方々など、それぞれの立場にも理解してもらう必要があった。

「もともとの出身が小学校か中学校か文科省か...といったバックグラウンドによっても、視点が変わり、使う言語さえ異なるんです。最初は本当に手探りでしたね。でも、私はこういった状況に強いタイプで、むしろワクワクしました。いろいろな意見をぶつけられて整理しているうちに、『この方とこの方が話されていること、言葉は違うけど、実は同じ意味じゃない?』って、道筋がスッと見える瞬間がある。意見が食い違っているようでも、『子どもたちのために』『教育をより良くしたい』という根っこは同じ。それを紐解いて、一つのゴールに集約していくと同時に『私たちは同じ思いで、子どもたちのためにこれをやりたいんです』と伝え続けていけば、パートナーとして認めてもらえると思っていました」

大橋は担当エリアの26校をまわり、校長と1対1で対話するほか、現場の先生およそ数百人ともお会いした。教育現場で抱えている課題を把握し、『スタディサプリ』を使ってどう解決するかを提案。導入が決まったら導入~活用までの全工程をマネジメントし、導入後に出てきた要望をふまえ新たな機能開発にも取り組んだ。

幼いうちから「自己肯定感」を育む体験をたくさんできるように

導入前は半信半疑だった先生方からも、今では喜びの声が寄せられる。
「子どもたちが自分で計画を立てて学習する習慣を付けられた」「データをもとに、子どもの苦手な部分が細かく見つけられる」「サプリのおかげでプリントを準備する手間が減り、その分、学習が遅れている子をサポートする時間を多く持てるようになった」――。
そして、大橋が学生時代から抱いていた「人が成長する瞬間のお手伝いをしたい」という願いも叶っているという。
学校でサプリを使っている子どもに感想を聞いたとき、「サプリがなくなったら本当に困る。以前は分からないことがあっても、どうやって自分で勉強したらいいかが分からなくてそのままにしてしまっていたけど、今は動画を観て自分で勉強するやり方が分かった。テストの点数も上がって、勉強が楽しくなった」という笑顔が返ってきた。

今の目標は、小・中学生向け『スタディサプリ』の学校での利用を、全国に広げていくことだ。

「私がなぜ教育に携わりたいかというと、『自己肯定感』を持って生きる人を増やしたいから。成長過程で、皆と同じやり方や同じスピードで物事を進める必要はないと思うんです。自分なりのやり方でやってみて、失敗することもあるけど、成果につながったり、人から認められる経験をする。そんなことを幼少期にたくさん経験し、自分を信じることができれば、その後の人生でも困難を乗り越えていけるんじゃないかと思うんです。その一つの手段として、サプリを使うことで、1人1人に合った学習を実現し、分かった!できる!が増える世界をつくりたいなと思っています」

Teammate Voice

髙田和江

営業統括本部
まなび領域高校支援統括部
公教育支援グループ

えみさんは、人をつなげるコミュニケーション力が半端ない方です。 異なる背景や認識を持つ人がつながる肝を瞬時に見抜き、相手の心に伝わる言葉で伝える。 マネジャーになられた今は、メンバー同士をつなぎ、ひっぱってくださっています。 いつも学ばせていただき、ありがとうございます!


私にとってRMPとは「応援者」だ!

挑戦したいテーマについて、チャレンジの場を与えてくれる。1人でやるには限界があるけれど、頼りになる仲間もノウハウも時には資金も与えてくれる。まさに、やりたいことを応援してくれる存在だと思います。

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