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2017RMP BEST11 Interview :
Vol.1 五月女良平

サービスに関わるすべての人が
学習のその先にある、「自己実現」を
叶えられるように――。
教育分野で新しい価値を生み出す

2017年1月に中途入社し、1年目から新サービスのプロジェクトリーダーを務め、その年にベストイレブンに選ばれた五月女。共に働くメンバーから「鳥の目、虫の目、魚の目を装着している人」と評される。新しい価値を生み出すために、何を大切にしているかを聴いた。

  • Career
    オンラインラーニング事業推進室
    事業開発2部 事業開発2グループ
    グループマネジャー
  • 2014年
    大手外資系コンサルティング会社に入社。コンサルタントとして、経営戦略、組織変革、オペレーション改革など幅広いプロジェクトに関わる
  • 2017年
    リクルートマーケティングパートナーズへ中途入社。 オンラインラーニング事業推進室にて、『スタディサプリラボ』の立ち上げと『スタディサプリENGLISH・パーソナルコーチプラン』の立ち上げを同時進行で行う
  • 2018年
    グループマネジャーに就任し、スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプランの事業責任者として従事。 『2017年度RMPベストイレブン』受賞。

視野が広がるたびに、次の目標が見えてきた

月額980円から始められるオンライン英語学習サービス『スタディサプリ ENGLISH』。
一人では学習継続できないというユーザーの課題に対して、担当コーチが伴走して短期間でTOEIC®スコアアップを目指す『パーソナルコーチプラン』が2018年春にリリースされた。この企画から立ち上げまでをプロジェクトリーダーとして推進したのが五月女良平だ。

五月女が「教育」の領域に興味を抱いたのは大学時代だった。1・2年はバイト、サークル、飲み会と気楽に過ごしたが、3年になると周囲が就活に取り組み始め、自身もベンチャー企業でインターンを経験した。

「それまでは漠然と、大手金融機関へ就職しようか、と思っていたんですが、ベンチャーの風土を経験して『こんな働き方があるんだ』と知った。一気に視野が広がったんです。すると、高校時代に受験勉強一色だったことがもったいなく思えた。もっとやれることがあったのでは、と。大学に入る前のタイミングで、もっと広い視野を持ち、大学に行く意味や社会に出ることを考える機会があればいいのに、と考えたんです」

そこで、在学中に立ち上げたのが、高校生に大学生や社会人と対話する機会を提供するNPO。学部では経営工学を専攻していたため、組織運営を実践してみたいという想いもあった。
そのNPO活動を通じて、世界はさらに広がった。外資系企業のコンサルタントに出会い、グローバルな視点を持って課題を捉えることに重要性を意識した五月女は、海外留学にもチャレンジ。さらに視野を広げていった。

多様な視点に触れて、コミュニケーションが変わった

「いずれは自分で事業をやりたい」。

短期間でビジネスの基礎が学べる環境を求め、外資系戦略コンサルティングファームに入社。 コンサルタントとして、製造業、消費財、ヘルスケアなど幅広い業種の大手企業の経営戦略や組織改革を支援した。
こうして経営の視点を養ったが、コンサルタントはやはり社外の人間。「当事者として事業を推進したい」という想いが強くなり、転職を決意する。もっとも興味がある「教育」の領域で事業を手がける大手からベンチャーまで、さまざまな選択肢を検討する中、カルチャーにフィットしていると感じたリクルートマーケティングパートナーズ(RMP)に入社した。

「入社前は自由な社風をイメージしていました。実際入ってみると、思っていた以上に自由度が高い(笑)。服装も勤務時間もそうですし、企画を考えることに対しても制限がなかったですね」
入社直後から、スタディサプリENGLISHの新サービス企画を任された。それと同時進行で携わったのが、オンライン学習サービスである『スタディサプリ』のリアル校舎『スタディサプリラボ』の立ち上げだった。数ヶ月後にオープンを控えるため、チューターの要件定義、外部パートナー選定、カリキュラム策定、集客イベント企画など、猛スピードで形にしていった。
その中で五月女は「コンサル時代にはなかった」経験を得る。

「メンバーとのコミュニケーションの取り方が、それまでとは全く違っていたんです。コンサル時代は、チームメンバーが皆、同じ目線・同じスキルを持っていた。だから話はスムーズに運んだけれど、新しい発想が生まれる感覚はあまり実感できませんでした。でも、このプロジェクトでは、集客担当、コンテンツ制作担当、開発担当など、さまざまな立場・視点の人と協働するので、『こんなものの見方もあるのか』と意外な発見がありましたね。自分の視野が広がるのはやっぱり面白いし、さまざまな人たちとの連携の仕方を学べました」

「ユーザーにとってどんな価値があるのか」を見失わない

スタディサプリラボをオープンさせた後は、『スタディサプリENGLISH』の新サービス開発にプロジェクトリーダーとして取り組んだ。ユーザーが直面する学習継続の壁に加え、英語業界で好評なコーチングスクールは、高単価であり地方には展開されていない。そこをオンライン化することで、より多くの学習者の課題を解決できるのでは、と企画が構想された。その構想をサービスに落とし込むため、市場調査からターゲット設定、サービス企画、価格検討と、ゼロから具現化していった。

そのプロセスでもっとも重視したのが「ユーザー視点」だ。
通常は1回のフィジビリティスタディ(実現可能性調査)を2回実施。1回目はユーザー30名規模、2回目は100名規模で行った。
ユーザーとコーチのチャットのやりとりを眺め、自分自身もユーザーへのコーチングを経験。月1回行うユーザーアンケートのコメントにもくまなく目を通した。

「ユーザーがこのサービスにどんな価値を感じるのか。その捉え違いがあってはならない。ユーザーの声をもとに、どう改善できるのかを模索し続けました。そうしてキャッチアップしたユーザー視点は、プロジェクトに関わるメンバー皆に共有します。画面デザイン、機能の設計、コーチへの研修、集客メッセージなどで各担当者に対してなぜそれが重要なのかを『ユーザーにとってどうか』という点を最も強く訴えましたね」

五月女がもっとも喜びを感じるのは、ユーザーの成果を実感したときだ。
外資系企業に勤務するあるユーザーは、TOEIC®スコア730点では社内評価を得られないため、パーソナルコーチプランを利用。965点までスコアを伸ばし、「海外赴任のチャンスが広がった」と感謝の声を寄せてくれた。
また、「このサービスのおかげで学習習慣を身に付けられた。スコアアップは達成したが、これからも学習を続けられそう」という声も聞こえてくる。

「このサービスは、単にTOEIC®のスコアを伸ばすことが目的ではありません。スコアアップによって、その先の自己実現を叶えてほしいんです」

パーソナルコーチプランを通じて自己実現を達成しているのは、学習者だけではない。コーチの側にも、このプランに携わる価値を感じている人が多いのだという。 例えば、育児と会社勤務を両立できず、やむなく退職した主婦は、「得意の英語力を活かして在宅勤務したい。でも翻訳作業ではなく、人と向き合う仕事がしたい」と考えていたところ、スタディサプリENGLISHのコーチ職に出会った。「英語×コーチングで自分のキャリアを築きたい」と意欲を見せている。

「最初は1人で企画をやっていました。でもどんどん参加してくれる人が増えて、今となっては社内で総勢30~40名、コーチは数百名、このサービスに関わってくれています。それぞれの人が自分の強みを活かすことでサービスがどんどん成長していくのは本当に面白いですね」

現在の五月女のミッションは2つ。パーソナルコーチプランのユーザーをさらに増やし事業として成長させていくこと。そして、それ以上に、ユーザーが確実にスコアアップを果たせるようにサービスを磨いていくことだ。

「将来的には、自分で起業するか、ベンチャーに行くか、海外に行くか――いろいろな選択肢を視野に入れています。でも今は、このサービスを通じて1人でも多くの人の自己実現を支援したいです」

Teammate Voice

中村優佑

オンラインラーニング事業推進室
事業開発2部 事業開発2グループ

五月女さんは、周囲が「どうしたらあんなに広範囲カバーできるんですかね?」とウワサするほど、生産性の高さが半端じゃない。 「どうするのが良さそうですかね?」という問いかけとロジカルなフィードバックの使い分けで、メンバーの主体性を引き出しながら確実な成果を生み出すリーダーです。これからも頼りにしてます!

私にとってRMPとは
「第二の家」だ!

自分を飾らなくていい場所なので、まさに家です。それに、自分の家に帰っても企画のヒントを考えていたり、気分転換で社内のカフェでくつろいでいたりと、いい意味で仕事とプライベートの境目がないので、家にいるのもRMPにいるのも感覚的には大差ありません(笑)。