SPECIAL |
2018RMP BEST11 Interview :
Vol.1 塚本 美咲季

教育現場の「想い」に向き合う
チームでよりよいプロダクトを追求し続ける

『スタディサプリ』の営業を3年間務めた後、現在はプロダクトマネジャーを務める塚本。教育現場の先生方により活用されるプロダクトを提供するため、営業経験をどう活かし、開発チームメンバーとどう形にしているのかを聞いた。

  • Career
    Quipper Limited 出向
      兼 まなび事業統括本部 教育機関支援統括部 支援企画部
      兼 まなび事業統括本部 オンラインラーニング事業推進室
    プロダクト企画2部 プロダクトマネジメントグループ
  • 2014年
    新卒でリクルートマーケティングパートナーズに入社。『スタディサプリ』の営業として、高校への導入・活用提案を行う。東京・仙台エリアを担当
  • 2016年
    東京エリアの営業チームリーダーに就任
  • 2017年
    Quipperに出向。『スタディサプリ』高校向け商品のプロダクトマネジャーを務める
  • 2018年
    『2018年度RMPベストイレブン』受賞

先生が「どんなことを実現したいのか」を問い続けた

「まだ入社前......採用面接の段階で宣言していたんです。『営業を経験した後、プロダクトを創ることに携わりたい』と」

『スタディサプリ』『スタディサプリforTEACHERS』のプロダクトマネジャーを務める塚本美咲季。プロダクトのコンセプト設定から機能の定義、開発工程のマネジメント、品質チェック、プロダクトの活用推進施策立案まで手がける。

塚本は、新卒でリクルートマーケティングパートナーズに入社してすぐ、『スタディサプリ』の営業に配属された。高校を対象に、『スタディサプリ』を教材として導入・活用してもらう活動に従事し、1年目で新人賞、3年目には準MVPに選ばれた。
営業として高い業績を挙げられた秘訣は、ひたすら「先生が実現したいこと」に向き合い、一緒に考える姿勢にある。

「先生はとにかく忙しい。けれど忙しい中でも、個々の学力をさらに伸ばしたり、生徒が自分の進路の可能性に気付けたりするような取り組みをもっとしたいと日々考えていることを知りました。『どんなことを実現したくて、先生を目指されたのですか』という対話を重ね、想いを共有し、実現へのお手伝いをすることを目指してきました」

営業活動の中で、日々のデータを活用した「システム」の価値を再認識した。学校現場では、色々な場面で紙が使われるなど、アナログの文化が根強い。そんな中、塚本が『スタディサプリ』を使ってくれた生徒の学習状況のレポートを先生にデータで報告したところ、感謝のメールが返ってきた。
「生徒の学習状況が一目瞭然で、改めてシステムのすごさを実感しました」

「その後、学習管理システムの第一弾をリリースしたときには、先生が感動してくださって、『これは革命です!』とまで言っていただけて。もっと先生方に喜んでもらえるプロダクトを創りたい、という想いが強くなっていったんです」

入社時に描いたプラン通り、3年後、塚本はプロダクト開発部に異動希望を出した。

「私より得意とする人がたくさんいる」。自分の役割を見つめ直す

しかし、異動してすぐに壁に突き当たる。開発チームで話されている用語がわからない。システムの構造もわからない。そして、チームメンバーには、自分が当たり前として話す営業用語が伝わらない。「前提」の共有に時間を要する状態で、「プロダクトマネジャーとして何をすればいいのか」を模索する日々が続いた。

「最初は、上流から下流まで全部できるようにならなくては!と思っていました。でも、意気込むだけで、前に進まない。あるとき上司から『1人でやろうとするな』と言われ、『責任感』をはき違えていたことに気付いたんです。私の責任はお客様の役に立つアウトプットを出すこと。その目標達成のために、私より他のメンバーがやったほうがいいことがたくさんある。そこで『このテーマは誰の力を借りればいいのか』という発想に切り替えました。その中で、私はビジョンを掲げ、チームに伝える。どう形にするかを見つけることを自分の役割だと認識したんです」

そこでチームで設けたのが、メンバー全員での「ビジョンミーティング」だ。定期的に開催し、丸1日使って「先生は何を求めているのか」「マーケットはどう変わっているのか」「我々は何をすべきなのか」についてディスカッションし、目指すゴールを共有した。
もともと開発チームには、教育への思い入れが強いメンバーが集まっている。「それをしたいなら、こちらのほうがいい」などの提案も出て、新たな気付きを得られる場となった。

「なぜやるのか」に納得できるように

ビジョンを掲げて共有するほか、塚本が仕掛けたのは「開発チームと教育現場(=営業現場)をつなぐ」ことだった。
プロダクトマネジャーになってからも、塚本は頻繁に学校を訪問した。そこで先生たちの要望を吸い上げ、開発チーム内で「こういう機能はどうか」と話し合うが、具体的なイメージがわかず議論が進まなくなることも。
「先生の行動をもっとチームで捉えないと」
それを課題と捉えた塚本は、「先生に1日密着」企画を打ち出した。先生に1日張り付いて、どんなことをしているのかを見学するというものだ。
チームメンバーは「ぜひ行きたい」と賛同し、先生も「よりよいシステムができるのなら」と快諾。1回あたり3人、計5回の「先生密着」が実現した。
朝から夜まで先生の後を追い、1日の行動それぞれにある背景のヒアリングも行った。新たな発見もあり、とても充実したものになったという。

また、営業部門ミーティングやイベントへの参加等、開発チームと営業が対話する機会も増やした。こうして、学校×営業×開発チームをつなぐことで、お互いの背景への理解が深まると、ビジョンミーティングの質も上がった。各々のメンバーが全体像を踏まえた上で、自分の役割を考えるようになったのだ。

「各部門が個々に動いていても限界があります。でも各部門が交わることで化学反応を起こせば、もっともっとできることがあると思っています。その成果として、スピードもクオリティも向上するし、何より皆の納得感が高まるはず。まだまだ発展途上でやりたいことも多い中で、『なぜいま自分はこれをやるのか』が腹落ちすることが大切だと思うから」

常に「没頭している」自分でありたい

塚本が好きな言葉は「ことに向き合う」。プロダクトマネジャーという立場で「モノ」を扱っているが、見つめているのは「先生が実現したいこと」だ。
チーム全体で「先生が実現したいことは何なのか」を考え続けることが、アウトプットの価値を最大化させるための最良の手段。そうして生まれたプロダクトが活用されることで、結果として事業の成長につながると考えている。そのために、今後も「効果が見える・上がる」プロダクトにこだわっていく。

2020年には、教育改革が控えている。どんなことが起こるか、教育現場のみならず誰も予測できていないのが実情だ。五里霧中のような状況でも、部門を越えたメンバーたちと一緒に真正面から現場に向き合い、課題の一つ一つに挑み続けていきたいと考えている。

「プロダクトマネジャーになって2年。この先、自分自身のキャリアをどう歩んでいくかは、正直なところまだ考えていません。でも、常に何かにハマっている、没頭しているという感覚は大事にしていきたいな、と思っています」

Teammate Voice

池田脩太郎さん

まなび事業統括本部 
教育機関支援統括部
支援企画部 部長 

社内外、さらには国をも巻き込んだ圧倒的な推進力と, 正解がない問いにビジョンを描き解決を目指す力、QuipperでのスクールPM苦節2年目でやっと花が開きました!
スクールチームだけではなく、営業からの信頼が厚く文句なしのMVPです!おめでとう!


私の「WOW」を生み出すのは
「現場に行くこと」

プロダクトを作る上で、データで進捗管理や効果測定を行いますが、数字だけで見えないことは必ずある。だから直接、現場=学校に足を運ぶこと、先生や生徒、営業の話を聴くことを絶やさないように心がけています。
【関連記事】入社2年目『スタディサプリ』営業時代の塚本さんのインタビュー記事も併せてご覧ください。
「楽しみながら学び、可能性を広げられる世の中に。」
http://www.recruit-mp.co.jp/fresh/2018/member/member_9.html

RECRUITMENT

  • 営業職はこちら

    営業職はこちら

  • 企画・スタッフ職はこちら

    企画・スタッフ職はこちら

  • エンジニア・デザイナー職はこちら

記事中で紹介した事業(名称や内容含む)や人物及び肩書については取材当時のものであり、現時点で異なる可能性がございます。

記事中で紹介した事業(名称や内容含む)や人物及び肩書については取材当時のものであり、現時点で異なる可能性がございます。