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「その新規事業、ニーズはあるんですか?」審査委員の厳しい問いと、瞬時の切り返し-本気がぶつかり合うNewRING byRMPピッチコンテスト

「この事業、10年経って技術革新が進んでも必要だと言い切れますか?」堀江さんの問いに、会場が一瞬静まり返る...。2016年9月26日、リクルートマーケティングパートナーズ(以下、RMP)の新規事業提案制度 NewRING byRMPで応募213件・参加568名から1次審査を通過した10組のチームによる、2次審査ピッチコンテストが開催された。6分間に凝縮されたプレゼンテーションと堀江貴文さん、田村淳さん、今野穣さんら社外審査委員による鋭いコメントの数々。会場に詰めかけた100人以上の観客が見守る中で、強い想いと行動から起案した3組のチームが2次審査を通過した。

2016-10-13

「事業のスケール速度が、技術革新より速いって言い切れますか?」
多角度からの鋭いコメントで、事業の可能性を問う

「既存のサービスってどのくらい調査しました?」プレゼンターによる熱のこもったプレゼンの後、すぐに審査委員が問いかける。プレゼンターが「はい。既存サービスは人を介した紹介型だったので、そこを検索でマッチングできれば。」と返すと、即座に「要は使い勝手を改善するって話ですよね? でも、ロボット的な条件マッチングは、人による紹介を超えられないんじゃない?」と、事業の根幹を問う指標が示される。このコメントの応酬こそ、ピッチコンテストの醍醐味だ。

「この事業、10年経ったら技術革新が進んでも必要だと言い切れますか?」「事業がスケールする速度が、技術革新より速いって言い切れますか? 僕はそう思わない。」わずか6分のプレゼンを聞いた審査委員から、プランの成否を見極めるための厳しく鋭い質問が次々に投げられ、会場の熱気が一段と増していく。

今年のピッチコンテストは、起業家の厳しい目で事業案を見つめる堀江貴文さん、独自の視点をもち多分野で活躍する田村淳さん、投資家としてSmartNews・Akatsuki・Quipperなど数多くの事業を育て上げてきた今野穣さんが外部審査委員として参加。Quipper創業者で海外マーケットを熟知した渡辺雅之、そしてRMP代表取締役社長の山口文洋を加えた5名が、多彩な視点で事業プランに斬り込んでいった。

6分という短い時間で、自分こそがまだ誰も解消できていない社会の不を解決でき、かつ事業として成立する事を証明しなければならない。213件の事業提案から選びぬかれた10組のチャレンジャーは、会場で熱心に耳を傾けるオーディエンスに、練り込まれたプレゼンテーションで新たな事業の価値を伝えていった。

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問いに答える、その一瞬に全てを賭けろ
多彩なコメントで事業の原石は磨き込まれる

トレンドに乗った事業を提案したプレゼンターに、堀江さんが問いかける。「既にありそうなサービスですけど、なぜ今まで誰もやってなかったんですか?」他社が手を出していない理由と先行者が得られるメリット。新規事業提案者が見落としがちな盲点を的確についた質問に、プレゼンターはすかさず考案サービスが業界団体・組織と提携を取り付けていることの優位性を説明する。

「現状の案は時代に逆行してる気がする。単純に買うという行為を対象にするんじゃなくて、利活用シーンを含めたサービスに組み込まないと。」理詰めで考えがちな提案を一段掘り下げ、カスタマーが本当に欲しいと思えるサービスに落とし込む必要について、今野さんが鋭く指摘すると、プレゼンターも「二次的なサービス展開も含めて、需要は限りなくあると思っています。」と即座に答えていく。

「自分がこのサービスを利用するには少し怖さを感じる。それをクリアできますか?」田村さんからは、NewRING byRMPの理念そのものと言えるような、徹底した利用者目線で事業を考える質問が投げかけられた。プレゼンターは待ってましたと言わんばかりに「いきなり一般の方に依頼するのではなく、既に数万人単位の候補者を抱える団体と交渉してOKをもらっています。」と答えを返す。

起案の長所を瞬時に見極め、短所に気づき、想いを見つめ直す。プレゼンターと審査委員の途切れることのない攻防によって事業プランが磨かれ、会場の期待と緊張が最高潮に達する中で、10組のプレゼンテーションは幕を閉じた。

厳しい審査で選ばれた3組のチーム
そこには本気で解消したい不と、圧倒的な行動力があった

別室にて行われた審査結果が田村さんから発表され、3組のチームが来年1月に行われる最終審査へと進むことが告げられた。通過した喜びと落選した悔しさの交差する10組のプレゼンターに、山口が審査の経緯と理由を明かす。そこで語られたのは、通過の明暗を分けた「本気の想い」だった。

「本気で考えてきた事業案はプレゼンもシンプルで堂々としているものですが、それ以上に重要なのは質疑応答でシャープな質問に対して、瞬間的に打ち返せるぐらいの理論武装と迫力をもっているかどうか。そして勝負の分かれ目は、『何が何でもこれをやりたい』という想いの強さの差。そこの差が明暗を分けたと思います。」

事業創出のタネになる身近な不を、社員総出で探すことから始まった今年のNewRING byRMP。そこでどうしても解決したい世の中の不満・不足を見つけ出して行動した提案が、次のステージへと進むことになった。通過した3組のチームは、これから3ヶ月後の最終審査までの間、想いが根を張り、幹になるまで起案を磨き込んでいく。彼らが育てた木が、やがてRMPを支えていく。そんな期待を抱かせてくれるピッチコンテストだった。

【審査委員からの言葉】

ぶっ飛んだアイデアと細かな磨き込みに期待(堀江)

去年のピッチコンテストも審査委員として参加させてもらいました。去年はぶっ飛んでるけど「あ、実現できるかもな」というアイデアが多かったのですが、今年はそういった大きな驚きがなかったのは残念。ただ、それぞれの起案の完成度は高くなってると思います。だからこそ、“伝わるプレゼンテーション”にもっと磨きをかけてほしい。どんどんブラッシュアップして頑張って欲しいと思っています。

知ったからこそ、動き出そう(田村)

本当に刺激的な話ばかりでした。誰かの不を知ってしまったという事が、本当に人が動き出す動機になるんだということを強く感じました。誰かの不を解消したいという案件が社員から200件も上がってくるという事実に、「RMP、すげえな」と思ったし、僕も今から入社できるんであれば入社したい(笑)。社員の皆さんは、自分がチャレンジできる場所があるってことがどれだけ幸せかという事実を改めて考えて欲しいなと思いました。素敵な時間でした。

リクルートならではの大きな起案と、自分の売り込みを(今野)

「少ない初期投資で実現できます」といった案が多かったのですが、リクルートの中でやるからこそ、もっと思いっ切り投資して大きな結果を出します、というアプローチでも良かったのではと感じました。そして、世の中に同じビジネスアイデアを持った人が何人もいるであろう中で、自分達こそが一番ですということをもっと売り込んで欲しい。応援者を作るためには、自分が誰よりもその問題を解決したくて、できる能力があって、仲間がいるんだということを強くアピールすべき。通過した方々は、最終審査に向けて頑張ってください。

変革期だからこそ、社会課題に正面から取り組もう(渡辺)

すごく面白かったです。社会課題に正面から切り込んだ、本当にあったらいいなと感じる案が選ばれたという感想です。自分が関わる教育というテーマも含めて、ここ数年でテクノロジーや新たな事業モデル、シェアリングエコノミーなどの世界的なトレンドがあって、これまでパブリックセクターでしか提供できない問題が大きな規模で解決できる時代になってきている。社会的な変革だからこそ大きなパワーが必要で、これぞまさにリクルートがやるべきことなんじゃないかと考えています。こういう問題に果敢に取り組む会社であって欲しいなと感じました。

想いと圧倒的な行動量で、新しい価値を創造しよう(山口)

今回、企画エントリー数が昨年の倍の213件になって、全て僕が審査しました。堀江さんが仰っていたぶっ飛んだ案件もありましたが、アイデアの実現性、そして起案したチームメンバーも見た上で、事業化へと進む可能性の高い10案を選びました。
今回審査得票数1位で通過したチームは、起案がすごく練り込まれていて、確かなマーケットインサイトもあり、そして何より、「何が何でも実現したい」という強い想いと、他を圧倒した行動量があった。通過した3チームはあと少しで自分の夢を実現できるところまで来たわけですから、絶対諦めずに挑戦して欲しい。敗れたチームを含め、今回NewRING byRMPに参加した全ての方が、来年以降この場に挑んでくれることを期待しています。みんなで新しい価値を創造していきましょう。

 

【審査通過者の声】

この起案は、日本が抱えている問題を必ず解決したいという思いから始まりました。今はまだスタートラインに近づいただけ。色々な方に「すごくいいね」と言っていただいて、応援してもらっている。今日は通過した報告をどうしてもしたかったので、まずはホッとしました。絶対事業化できるよう引き続き頑張ります。(岩瀬正樹、白杉大)

この案で扱っているテーマは、もともと私の人生には関係の無いものでした。でも、友達の子どもが抱えた問題を聞くうちに、そこにある「不」を見てしまった。見てしまったら、何とかリクルートの資産とマッチングすることが出来ないか?と思うようになりました。困ってる人は本当に多く、その人たちに応えたいと心から思っています。(高橋ゆい)


通過して嬉しく思います。正直に申し上げて、今は他チームの案に想いと練り込みで一歩後ろを歩いている感は否めません。起案を見つめ直し、これからの期間で磨いていきます。(竹内孝太郎)

 


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