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RMP FEATUREカンパニー

『スタディサプリ』×『ゼクシィ』のプロダクトマネージャー座談会
"漠然とした未来像を具体化する"PMに求められるスキル

『スタディサプリ』『ゼクシィ』『カーセンサー』を主要サービスに持つリクルートマーケティングパートナーズ。このサービスのなかで、内製開発のプロダクトがあることをご存知でしょうか? 2020年2月某日、歴史や事業フェーズが異なる領域でプロダクトマネージャーを務める3人に集まってもらい、座談会を開催。メンバーの共通点は、皆エンジニア出身者ということ。エンジニア出身だからこそ活かせるスキル、開発体制や企画・開発との関係性など...ざっくばらんに語ってもらいました。

2020-03-12

2登場社員.JPG
吉田 麗央
2014年、新卒入社。エンジニアとしてiOSでの『英単語サプリ』開発を約3年担当し、徐々にディレクターの役割を務めるようになる。『スタディサプリENGLISH』担当を経て、『スタディサプリ進路』アプリのプロダクトマネージャーを3年務める。

高木 祐寿穂
2019年、中途入社。新卒で大手ECサイト運営会社に入社。エンジニアとして、コミュニティサービスのサーバーサイド/フロントエンドを手がける。プロダクトの方向性の検討や要件定義の仕事がしたいと考え、RMPへ。『スタディサプリENGLISH』のプロダクトマネージャーを務める。

保坂 駿(インタビュアー)
2017年、新卒入社。エンジニアとして保育事業向けサービス『キッズリー』の開発に従事した後、アジャイル開発のプロダクトオーナーを担うようになる。2020年1月より『ゼクシィ』の事業部へ。アプリのプロダクトマネージャーを務めつつ、エンジニア採用も担当。

組織によって異なる開発体制、プロダクトマネージャーの役割とは

保坂 今日はよろしくお願いします。実は僕たちほぼ初対面ですね(笑) いろいろと話聞かせてください!
「プロダクトマネージャー(以下、PM)」という職種は、リクルートマーケティングパートナーズ(以下、RMP)でもここ何年かでできた職種ですよね。担当プロダクトによって体制や役割が異なると思うのですが、どうでしょう?

高木 『スタディサプリENGLISH』は、開発全体で50名ほどの体制です。エンジニアは40名ほどで、デザイナーは8名です。アプリには、TOEIC®・ビジネス英語・新日常英会話など多数のラインナップがあるんですが、「1つのアプリに対して1人のPM」という置き方はせず、「改善」「新規開発」などプロジェクト単位で担当します。今は5名のPMで、2つのチームを見ています。

吉田 『スタディサプリ進路』のアプリは、最初はエンジニア4~5人とデザイナー1人という小さなチームで作っていましたが、今はエンジニア40~50人体制で新規事業に取り組んでいます。少し複雑なんですが、メンバーは3つの組織から構成されているんです。RMP、リクルートのグループ会社であるリクルートテクノロジーズ、そしてQuipper Limited。僕はPMとして、この3つの組織を横断で見ている形です。


2_NYA1413.jpg高木 結構人数が増えたんですね。3組織横断だと、いろいろと大変なこともありそう。

吉田 そうですね、組織が異なればバックグラウンドや手法なども異なります。例えば、「アジャイル」か「ウォーターフォール」か、など方針のズレが起きることもあります。それぞれを接続、融合させるのが、僕の役割です。
あとは、アプリの内製開発チームにスクラムマスターとして関わることもあります。

保坂 僕が担当する『ゼクシィ』のアプリはエンジニア・ディレクター・デザイナー・統括するPMという形で職能を分けています。プロジェクト毎に10~30人程度のチームを組成しています。
こうしてみると、やはりプロダクトによって人数も体制も異なりますね。

「現場のリアル」を開発に反映。Biz-Devとの距離の近さは内製ならでは

保坂 僕たちは内製開発のプロダクトを扱っていますが、ビジネス(Biz)や開発(Dev)とはどのような関わり方をしていますか?

高木 『スタディサプリENGLISH』では、Bizの方々と一緒に「こんな機能を付けたい」「こんな商品を出したい」といった協議をする機会がよくあります。マーケティング担当、営業、教材の制作チームなど、関わる人が多いです。
あとは隔週で『スタディサプリENGLISH』の改善要望を発表できる「案件レビュー会」という場があって。事業メンバーであれば誰でも参加ができ、「ここが使いづらい」などの改善案を発表できる場です。数字やきちんとした根拠があればデザインや開発に反映します。結構たくさん意見が出てきますよ。抽象的な要望を具体化して、技術的に可能なのか、どう作っていくのかを詰めていくのは、大変だけど面白いです。

吉田 そういった場があることで、「言いたいけど言えない......」みたいなことがないのはいいですね!『スタディサプリ進路』の場合、「事業開発」「大学・専門学校向け営業」「高校向けの営業」という3領域が組み合わさって1つの事業が成立しています。大学・専門学校側に対してはブランディングや広告出稿など高校生にアピールする戦略を提案する一方、高校に対してはアプリを導入して生徒さんたちに活用してもらうよう促進する。それぞれが意見や要望をスプレッドシートに書き溜めていく場があり、週1回はそれを見ながらBiz-Dev担当とPMで話し合いをします。3領域は立ち位置や目的が全く異なるので、開発に対する要望も異なるんです。その間にPMが立って、漠然した未来像を具体化していく。ここはPMの腕の見せ所なのかなと。苦労もあるけど、やりがいに繋がりますね。


4_NYA1539.jpg保坂 『ゼクシィ』では、ユーザーとなる花嫁の方がどんな方かを理解するのが大切で、定期的にペルソナ作成やカスタマージャーニーをチームで考えています。その際には、結婚習慣の変化といった世間の同行の変化についてブライダル総研という調査・研究機関のデータや、コールセンターに寄せられるユーザーの声を元にしています。あとは、ユーザーインタビューを実施したり、やはり生の声を聞くといろいろ発見があって面白いです。その際に、僕のなかで大事にしていることがあって。ユーザーの言葉をストレートに受け取るのではなく、感情と事実をしっかりと分けて考える。そうすると、その言葉の真意が見えてきたりして、「ユーザーを知る」ことって僕たちにとってはとても大切ですよね。日々の改善策では、そうして立てた仮説が正しいのかを検証するため、ひたすらABテストをしてデータに元づいて最終的にユーザーの方が何が使いやすいかを考えることが多いです。

高木 それ、分かります。私もそうやって捉えるようにしています。

吉田 「ユーザーを知る」ということでいえば、僕は営業同行をよくしています。
『スタディサプリ進路』のユーザーは高校生だけど、今、高校で何が起こっているかなんて分からないじゃないですか。自分の高校時代なんて10年前だから記憶がないし(笑)。だから、営業同行で高校を訪問して、教室の後ろで授業を見学させてもらう。「こういう話で盛り上がるのか」「ここで寝ちゃいそうなんだな(笑)」なんてリアルな姿を見て、「この子たちを熱中させるアプリにするのはどうしたらいいんだろう」と考えています。そんなふうに足を動かして定性的なファクトを取りにいくというのも、事業理解のために大切だと思います。

保坂 PMの役割上、いろいろと判断することが多いと思うんですけど、サービスや現場を理解していることは大切ですよね。そのためにも、Biz-Devとの距離の近さはとてもいい。同じコンテクストを共有することで、スピーディに意思決定ができるし、課題解決策をいろいろな職種の人と一緒に検討して提案ができますよね。

吉田 あとは、僕は部長や役員にも結構相談を持ちかけます。そうすると事業や戦略の背景を理解できるから、現場レベルで課題を検討しているとき「これ要らなくね?」「これ違うんじゃない?」が言える。僕らは「What」より「How」を考える側に寄り添うことが多いけれど、「How」を考えるときに「What」が間違っていたら正しい方向へ進めないから、トップが考える「What」を理解しておくべきはとても大事だな、最近実感しています。

高木 私も転職してきたばかりですが、距離は近いと感じました。大きな会社の割には、意外と近くにいる感覚。あと、マネジャー含め周りとのコミュニケーション量も圧倒的に多い印象です。入社して1週間は毎日マネジャーと1on1を実施していました。おかげで、日々の悩みやモヤモヤはその場で解消できたのですごく助かっていました。

保坂 あ、それをリクルートでは『よもやま』(※特に議題を決めずに話す会議)って言うんだよ(笑)。僕も上司に『よもやま』をお願いすることがありますが、嫌な顔をされたことはないですね。「お、どうした?」的な感じで話を聞いてくれる文化があります。

Biz-Dev間をスムーズにデリバリー。エンジニア出身だからこそ活かせるスキル

保坂 今日は僕含め、みんなエンジニア出身ですね。みんなは、どうしてPMを目指そうと思ったんですか?

吉田 僕は「事業をやりたい」というのがベースにあってRMPに入ったんですよ。その手段としてエンジニアリングは重要なので、エンジニアとしてスタートした。もともとPMになる意識が高かったところへ、新規事業が持ち上がって、自然な流れで自分が担うことになったんです。エンジニアでも事業を考えられるけど、就業時間内は手を動かすから、考えるほうに時間を割くのは難しいですよね。「全体を俯瞰して見る」ことに注力したいと思ってエンジニアからPMに切り替えた、って感じです。

高木 私はWebサービスを作りたくて、前の会社に入ったんです。エンジニア時代は、「自分の手で作ることができなきゃ意味がない」と思っていた時期がありましたね。実際、作るのはすごく楽しかったけれど、プロダクトをいい方向に伸ばしていこうと思ったときに、きちんとハンドリングして責任を持てる人がいた方がいいなと実感して。チームの基盤や開発のしやすさを整えることや、よりプロダクトを考える時間を増やしたいと思ったんです。PMを募集している会社を探しているなかで、RMPに出会いました。


3_NYA1431.jpg保坂 なるほど、僕の場合は少しふたりとは違っていて。
実は1年目の時、偶然に前任者からやってみないかと言われたことがきっかけで、正直どんな仕事かも理解せずに引き受けてしまったんです(笑)
最初は保育事業のスクラムチームのプロダクトオーナーとして、プロジェクトマネジメントを務めていましたがそれで精一杯。自分のプロダクトなのに、別のプロダクトの話をしているようなダメダメの状態でした。でも、これじゃダメだなと思い、保育業界の勉強や営業同行、UXデザイン・チームマネジメント・経営などを勉強して、色んな仕事を拾うようにしていたんです。そうしているうちに、PMという職種に近付いていった気がします。

吉田 そういうパターンもあるんだね(笑) でも、エンジニアのスキルがPMの仕事に活きてるなって感じる部分ありますよね。例えば、Devではないところからオーダーを受けた際、エンジニアの動きを想定して見立てが立てられるところかな。要望を聞いた時点で、どれくらいの工数がかかりそうか、どこと連携する必要があるかを判断できる。

保坂 確かに、そこは圧倒的に早いですね!Bizの要望を聞いて持ち帰って、エンジニアチームと相談して、条件が合わなければそれを伝えに行って......なんて時間と手間をかけることなく、スピーディに判断して進められますよね。

高木 「この程度の改修ならすぐに対応できます」「これは簡単そうに見えて結構難しいです。これくらいの期間はかかります」といったことを、その場で話を詰められますよね。

保坂 技術力があるエンジニアを集めるほど、扱う技術もハイレベルになるから、対等に会話できるだけの知識が求められるなと。そのベースがあることで、エンジニアとコミュニケーションが取りやすく、BizからDevへのデリバリーがスムーズになると思います。

吉田・高木 うんうん(うなずく)

さまざまな人の想いを繋ぎあわせて、プロダクトの未来を創る

保坂 PMとして、それぞれ目指したいプロダクトの未来図があると思うのですが、その辺りはどうでしょう?

高木 『スタディサプリENGLISH』チームの共通認識として最上位目標に置いているのが、「ユーザーの学習成果」なんです。利用したユーザーにとって「TOEIC®のスコアが上がった」「英会話力が高まった」などの成果がもたらされることを優先する。そうすれば使い続けてもらえるし、ユーザーも広がっていきます。「確実に学習成果が上がる」そんなアプリになるよう貢献していきたいです。

吉田 そうですね、『スタディサプリ進路』を導入している学校で、生徒の方たちが高頻度で使ってくれることです。高校1年生から3年生まで伴走することで、「進路選択」を本当に意味がある、価値があるものにしていきたい。自分では思いもよらなかった進路の選択肢を、僕らが提供するプロダクトを通じて発見してもらえれば嬉しいですね。

保坂 プロダクトのフェーズによって、描く未来図は変わってきますよね。
僕の担当する『ゼクシィ』は転換期にあります。ブライダル領域はもともとトレンドが変わりやすいと思っていて。トレンドに近付けていくこと、さらには新たなマーケットを創ることが課題となっています。「結婚」に対する考え方や価値観が変わっていく中で、「結婚式を挙げる」だけをゴールとするのではなく、「一緒に生活する」までを含めてフィットするアプリにしなければならないと考えています。アプリの中で、より多様な世界観を実現していきたいと考えています。


1_NYA1353.jpg保坂 最後に聞きたいことがあって...!「プロダクトマネージャーとは」を一言で表すとしたら、みんなはなんて答えますか?

高木 その質問、すごい悩むやつです(笑)。いろいろ考えたけれど、私は「バレーボールのセッター」のようなPMでありたいです。開発チーム内の司令塔として試合を組み立て、自分が上げるトスによってスパイクを打ちやすくして、試合を円滑に回す。表舞台に立って注目を浴びるというより、裏側で動いて、開発メンバーをサポートすることでビジネスインパクトを生み出せるような存在を目指しています。吉田さんは?

吉田 う~ん、今考えててパッと思い浮かんだのは「総合演出家」かな。いろいろな人たちが持つスキルや「こうしたい」という想いをひとつひとつ吸い上げて、1つの作品に仕上げていく。そこに通じるものがあるかなと。保坂くんは決まってる答えがあるんだよね?(笑)

保坂 自分は「行商人」だと言っています(笑)
行商人は、いろいろな地域でいろいろな人と商品や情報をやりとりしたり、流したりしますよね。
それと同様に、事業企画・営業・エンジニア・ユーザーなど、それぞれが持っているスキルや情報を、PMが介在することで、最適な形で提供し合い、ミックスすることで新しい価値を生み出していくんだと思います。

吉田・高木 なるほど!

保坂 今回は、規模も事業も違う3つのプロダクトで、RMPのPMがどのような仕事をしているかご紹介させていただきました!社内には他にもさまざまなバックグラウンドを持ったPMがいて、共通して新たな挑戦をしているメンバーが多いです。RMPでは、PM・エンジニア・デザイナー含め積極採用中ですので、ぜひ自分のキャリアと各事業の新たな挑戦に興味があれば・・・!

一同 エントリー待ってますー^^

(おまけ:座談会後の談笑風景)
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記事中で紹介した事業(名称や内容含む)や人物及び肩書については取材当時のものであり、現時点で異なる可能性がございます。

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