RMP FEATURE

RMP FEATUREカンパニー

厳しい審査を勝ち抜き、ついに一つのプロジェクトが選ばれた。
NewRING byRMP ファイナルピッチ&結果発表

2015年6月30日のキックオフから7ヶ月。リクルートマーケティングパートナーズ(RMP)の柱となる数々の事業を生み出すための新規事業提案制度 NewRING byRMP の最終審査が2016年1月20日に行われた。堀江貴文氏ら社内外の審査委員による2次審査を通過した3組のプロジェクトチームは、与えられた113日という期間でプランをブラッシュアップして臨んだ。RMPの経営陣による最終審査では、新規性など将来を見据えた展望に、市場価値や拡張性、リクルートの競合優位性など、ビジネスとして具体的で鋭い視点からの質問が飛び交った。そしてついに、総応募98件から選び抜かれたプロジェクトチームが決定した。

2016-02-17

RMPの屋台骨を支える経営ボードメンバー。
彼らを納得させてこそ、事業化への扉は開かれる。

  今回行われたファイナルピッチは、RMP代表取締役社長の山口 文洋をはじめ、ブライダル事業本部長 辻村 都雄、進学事業本部長 中島 淳二、自動車事業本部長 中川 二博、企画統括室長 徳重 浩介、取締役 馬場 昭彦と、経営・事業を統括する、RMPの経営ボードメンバーが審査委員として登場した。ファイナルピッチ前のボードメンバーからのコメントでは、これまでの審査を通過した3組への期待と共に「事業投資の成功例も失敗例も数多く見てきている。その知見からアドバイスをしたい」「事業としての可能性やその成否を見たい」といった言葉が登壇者に投げかけられた。前回審査での山口の講評にもあった「ロマンとソロバンを掛け合わせて考え抜いてきたか」と言わんばかりの問いかけを受けて、会場はNewRINGの事業化決定が目前に迫っているという緊張感に包まれた。
 
 登壇する3組のプロジェクトチームは、選考で惜しくも敗れた人を含む約100人のオーディエンスやストリーミング視聴者が見守る中で、最終審査のステージに立った。
 

2次審査通過から、さらに磨きをかけた15分のプレゼン。
その真贋が、鋭い質問で全て露わになる

  ピッチ登壇者には、2次審査の倍となる15分の時間が与えられた。前回の指摘を受けて、ある組は目的を見つめ原点回帰し、またある組はテストカスタマーとの真剣なやり取りからサービスの最適化を計るなど、3組それぞれが与えられた期間で真剣にプランとプレゼンを磨き込んできた様子が、熱気としてオーディエンスに伝わってきた。
 
 RMPの行く末を背負う審査員からは、「競合サービスに対して優位性を持つためには、RMPの利点を活かして初期投資を大きくすべきでは?」「運営利益を上げるためには、売上モデルを変える方が良いのでは?」「収益スケールを順調に伸ばすために、海外展開の手順を具体化しては?」など、採算を見据えた鋭い質問が飛んだ。質疑応答にはピッチと同じ15分の時間が割り当てられ、3組のメンバーは全力で質問に答えた。
 
 3組のプレゼン終了後に山口が言った「時間をかければプレゼンを磨くことは出来る。でも質疑応答はサービスを考え抜く事でしか対応できない。今日はそこを見ていた」という言葉は、このファイナルピッチをよく表していたのではないだろうか。社内外の厳しい目線に晒されると、どうしても失敗を恐れ美しい回答を用意したくなる。そこでどれだけカスタマーや社会の実情、競合を含めたビジネスの実現性、そして初案を生んだチームの熱意の間を往復できるか。その質と量が問われた時間だった。
 
 
 結果は、翌週の経営ボード会で審査される事が宣言され、ファイナルピッチは幕を閉じた。

 

キックオフから7ヶ月。
ついに最終審査結果、発表 -

  1月28日、3組のプロジェクトチームへの結果発表会が行われた。代表取締役社長の山口から直接、“準グランプリ”として選ばれたプロジェクトの名前と、予算化されたフィジビリティスタディを経て事業化を目指していく事が告げられた。ピッチコンテストの結果発表で、審査員が選考理由についてプロジェクトメンバーと直接意見交換する場は珍しい。プロジェクトの段階的な成長を見据え敢えて準グランプリとした経緯や、自ら『受験サプリ』でNewRINGに挑んだ経験を伝える山口の姿は、RMPがいかにこのNewRINGを重視しているかを雄弁に語っていた。
 
 
 伝統のNewRINGをさらに挑戦的・魅力的にするため、社外審査員の招聘や劇場型ピッチコンテストを実施した今年度のNewRING byRMPは、こうして幕を閉じた。数多くの厳しい壁に挑み続けたプロジェクトチームの熱意は、新たにチャレンジする人々への刺激となり、次の輪へと引き継がれていくだろう。
 

審査委員 山口 文洋からの言葉

 NewRING byRMPを通じて事業化を進めていくには、プロジェクトがスケールする規模ももちろん考慮するが、それ以上に「どんな一歩目を踏み出すのか?」を重視しました。「こういう手法をとれば人が集まる」というリアリティがあることが非常に重要だと考えています。自分自身が『受験サプリ』でNewRINGにチャレンジしていた時の事を思い返すと、今回残念な結果になったプロジェクトも、ここで諦めず、来年のNewRING byRMP含め多くの機会にチャレンジしていくことを期待します。
 

準グランプリとなったプロジェクトチームの声

 以前から検討していたサービスをNewRINGに向けて整え始めたのは、昨年5月のGW明けからです。2次審査で別のビジネスへの展開を示唆されて暗中模索した後、このままではビジネスプランが成立しないと判明したのはファイナルピッチの数日前。まさに紆余曲折、描いたビジョンは思い通りにはならないことを痛感した7ヶ月でした。色々な壁にぶつかり迷う中、最後に立ち返ったのは『カスタマーファーストの視点』。カスタマーに寄り添えば、結果として私たちのクライアントに利益が返る。そしてそれを一番早く実現できるのは自分たちだと気づいてから、進むべき道を作る事ができました。きっと今後も苦難の連続だと覚悟していますが、同時にマーケットに必要なサービスだという確信も強く持っています。いまはまだまだ絵に描いた餅でしかないので、ひとつずつ形にして、カスタマーの選択肢を豊かにしていきたいと思います。

同じカテゴリの特集