RMP FEATURE

RMP FEATUREカンパニー

堀江貴文氏ら社外起業家を審査委員に招き
NewRING byRMP
2次審査ピッチコンテスト開催!

2015年9月28日。リクルートマーケティングパートナーズ(以下、RMP)の新規事業提案制度であるNewRING byRMPですでに1次(書類)審査を通過した8組のチームが、2次審査ピッチコンテストに挑んだ。RMPは今年、この2次審査を初めてピッチコンテスト形式に改め、堀江貴文氏ら社外審査委員を招いて開催。ピッチ登壇者は従来の社内審査とは違う緊張感と熱気が交差する舞台の中、未来を切り拓く斬新なビジネスプランを発表した。ピッチに立った8名はそれぞれのチームで練り上げてきた新規事業プランを7分間で説明。それに対して次々と発せられる審査委員からの鋭い質問に、会場全体が大きな刺激を受けた3時間となった。その中で3件のプランが選ばれ最終審査進出権を獲得した。

2015-10-16

数々の新規事業を立ち上げ、投資判断を下してきた審査委員たちを、7分間で唸らせることができるか。

初めての試みとなるピッチコンテストで、RMPがお招きしたのはSNS株式会社ファウンダーの堀江貴文氏と株式会社ヒトメディア代表取締役社長の森田正康氏。かつてNewRING挑戦者でもあったRMP代表取締役社長の山口文洋が自らの経験を振り返り、本当に可能性のあるビジネスプランを見つけ出すためには、変化し続ける時代の中で常に研ぎ澄まされた感覚を持ったアントレプレナーや、投資家として数多くの事業を見続けている方にお願いするのがベストだと考えて二人に打診。それに応える形でお二方の参加が決まったのだ。そこに社内からはQuipper(現リクルートグループ)創業者渡辺雅之、そして受験サプリを起案しリクルートグループの事業の柱に導いているRMP代表取締役社長の山口が加わり、4名で審査が行われた。
 会場には150名を超える社員が集まり、会場に来ることができない社員たちはテレビ会議形式での視聴でピッチの進行を見守った。

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ピッチ登壇者たちがビジネスプランの新規性や将来性を訴えるために与えられた時間は7分間。ピッチコンテスト出場が決まってからの約1ヶ月間、8組のチームはプランを練り上げ、プレゼンスライドを磨き込み、ピッチの練習を繰り返してきた。そしていよいよ本番。
「堀江さんを唸らせろ。」という山口からのメッセージで始まるオープニングムービーで8組のチームが紹介され、会場の熱が一気に盛り上がる。その一方で緊張感を高める8人のプレゼンター。そんな中、テンポ良くピッチが始まった。

社内で重ねた話合いでは出てこなかった厳しい質問や
斬新なアドバイスでチームが更に覚醒した。

98件の中から勝ち抜いてきた8件のプランだけにどれも目の付け所が面白く、また練習を重ねてきた成果も加わり、どのピッチもわかりやすく印象に残るものとなった。しかし、その場の空気が変わったのは、7分間のピッチの後に繰り出される4分間の審査委員からの質問タイムだった。

「今回狙っているターゲットは、その領域だけではなく、リクルートグループの他領域にとっても大きな顧客層になるのでは?」
「それは世界で誰もやっていない。リスクが大きすぎるから。でもそれ乗り越えられれば世界中に広まるかもしれない。」
「そのプラットフォームができればビジネスとしては成立するでしょう。でも、本当に面白くするのならリクルートが主体になってやったらどうですか?」

審査委員たちはたった7分間でそれぞれのビジネスプランの成否を分けるポイントが何かを見極め、それに対する対策はどう考えているのか、次々と質問を繰り出していった。中にはプレゼンされた内容の更に上を行く展開プランのアドバイスもあり、RMP社員たちにとっては驚きと共に、投資家たちが何を基準にビジネスプランを判断しているのかを体感する貴重な機会となった。

8組のピッチが終わると審査委員は別室に移り審査を開始。その間、会場の社員たちがそれぞれの案件に点数をつけ、その合計得点によってオーディエンス賞が決まった。オーディエンス賞にはささやかながら、食事券が与えられたが、もちろん8組の目指しているのは最終審査への進出権だ。別室では4人の審査委員が8案件を振り返りながら議論を続けている。審査時間として予定していた時間を10分過ぎたころ、審査委員が会場に戻ってきた。いよいよ最終審査へ駒を進めるプランの発表に。会場に緊張感が漂った。

厳選された3案件が最終審査へ。同時にブラッシュアップのヒントも伝えられた。

結果発表は森田氏から行われた。今回選出されたのは3組。1組ずつ発表される度に歓声が沸く。最終組の発表が行われると、会場は喜びを全身で表すチームと悔しさを噛みしめるチームに分かれた。選出されたチームはこれから数ヶ月でさらにプランを磨き上げ、最終審査へ挑むことになった。表彰式の後は、審査委員によるパネルトークが行われ、最終審査へ通過した3案件についての講評やアドバイス、そしてRMPの社員たちへのメッセージを語っていただいた。参加者たちは口を揃えて社外審査委員からの刺激をもらったいい時間だったと振り返っていた。初めての企画であったピッチコンテストを経て、RMPとしても学ぶことは沢山あった。来年もまた、さらにブラッシュアップした企画でコンテストを実施していきたい。

受賞した3チームには賞金30万円が贈られた。

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【審査委員からの言葉】

でっかい視点ででっかいことを考えよう。(堀江氏)

小さく成功する案件より、リクルートの柱となるかもしれないという将来性を感じる案件のほうが投資のし甲斐がありますし、育成のし甲斐もあります。だから同じ苦労をするならば、でっかい視点ででっかいことを考えた方がいい。今回は目先の成功よりもRMPさんの屋台骨になる可能性を感じたものを選んだつもりです。どれも実現までのハードルは高くブラッシュアップする点は沢山ありますが期待しています。国内をターゲットにした企画が多かったのはもったいないと感じました。リクルートグループがグローバル化を加速しているのだから、皆さんももっとグローバルを視野に可能性を追求したほうが面白くなると思います。
選ばれた3案件のこれからのブラッシュアップに期待しています。

リクルートの既存の資産に甘えていては新しいものは生まれない。(森田氏)

リクルートの資産を活かして事業をスタートするのはいいとしても、そこで獲得した顧客データを既存のリクルートのビジネスプラットフォームに載せてマネタイズするというのでは弱いと思います。データベースの価値などはゼロになる可能性もあるし、メールアドレスを使わない時代が来るかもしれません。そんな時代になったら既存の広告モデルではビジネスは成立しなくなる。リクルートの持つ既存のサービスや資産に甘えることなく、更に挑戦してほしいと思います。だから今回選んだのは、そのビジネスモデル自体のキャッシュポイントが近く、その上でスケールする可能性を感じたものとしました。これからの皆さんの挑戦を応援しています。

マッチング以外の
一歩踏み出したプランにも期待したい。(渡辺)

以前、DeNAで新規事業を担当していた時から、日本で新規事業コンテストといえばNewRINGだという認識でいました。そんな伝説の場に審査委員として参加できて非常に嬉しいし、期待通り非常に高いレベルで面白かったです。ただ、リクルートのDNAなのか、情報の格差をなくすマッチングモデルに力点が置かれすぎているような気がしました。これからますますネットが普及してくると、マッチングはますます容易になってきてバリューは落ちていきます。プラットフォームビジネスは成功した場合は収益性が高くモデルとして美しいので、それを追求したくなってしまいますが、受験サプリが自らコンテンツを作ったように一歩踏み出してコンテンツなり集客なりで突き抜けた本質的な差別化を生むこともこれからも必要かもしれないと感じました。選ばれたプランはどれも大きな将来性があると思います。
是非、実現して欲しいです。

1歩目、2歩目だけでなく、その後どれだけ広がるかが大事だ。(山口)

今回、社外の方も招いて審査をしたことで強く感じたのは、私たちは目の前のクライアントやカスタマーの不を見つけ、ビジネスの1歩目、2歩目を考えることは長けているかもしれないけれど、その後、大きくスケールさせるためのビジョンや戦略が弱いということでした。投資家は短期的なことだけでなく、中長期的な視点で投資価値があるかどうかを判断している。この短期的・中長期的な視点と、ビジョン(ロマン)と戦略(ソロバン)を掛け合わせて考え抜かなければ事業化には到らないのだと改めて感じました。今年勝ち残った3組はもちろん、次回以降に挑戦する方にはロマンーソロバン軸と短期ー中長期の時間軸という視点を忘れずに、本当の意味で未来を創造するような事業プランを創り上げていってもらいたいです。

【ピッチ登壇者の声】

「まず、あのような素晴らしい場を用意していただき、その中で7分という時間をもらえたことは、非常に貴重な経験になりました。ありがとうございました。内容に関しては背景をもっと丁寧に伝えないと、伝わらないのだなということが反省点でした。審査委員の方々の幅広い知識はすごいなと思う一方で、「自分だったらどうする」という観点での評論が多かったと感じました。」
(ネットビジネス本部_中村)

「審査委員の方々のレスポンスにただ圧倒されました。視野の広さ、時間軸の長さなど、事象捕捉のスケールが段違いで沢山学ばせて頂きました。山口さんの『僕らは目の前のことを作り上げるのは得意だけど...』というお言葉通り、個人としてはもちろんですが、企業としても強い危機感を持ちました。今、そういう気付きを得られたことをラッキーと捉えて、この危機感を前向きな原動力として活かしていきたいと思います。」
(自動車事業本部_前田)

「一言でいうと、覚醒です。キッカケは"メンバーに挑戦して欲しいなら、まずは自分から"と思ったこと。営業経験の中で学んだビジネスモデルで、世の中の子供達の興味関心・五感育成に取り組み世の中を変えたいと常々思っていて、このチャンスに改めて挑戦しようと思いました。資格ホルダーの渚さんとスタートUP経験者の幸代さんとで限られた時間の中で超スピードでモデルを組み上げるそのわくわく感とピッチでの緊張感で、今なお脳が覚醒中です。」
(ブライダル事業本部_荒瀬)

「7分という時間設定含めてストレスなく非常に楽しく満足度の高いピッチコンテストだったと思いました。素晴らしい経験だったので、来年はもっと多くの方に経験してもらいたいです。自分のメンバーの参加も背中押ししたいと思いました。自分で考えて、自分の主張を思いっきりする為の時間だったと思うし、そのフィードバックも審査委員の方から頂けたのがよかったです。」
(自動車事業本部_山本)

「とても刺激的で新鮮な時間でした。わかりやすくシンプルにまとめることの難しさ、投資家を唸らせる基準とは何か?を体感することができました。「リクルートの会員データベースを"活用すること"と"依存すること"の違い、依存はただの甘えである」森田さんに言われたことが刺さっています。「このサービス自体に本当に人を引き付ける魅力があるのかどうか」がプラットフォームの本質。未来の変化、拡張性を見極め、ピッチ力も磨いた上で、来年再チャレンジします!」
(ネットビジネス本部_池田)

「審査会場は終始ピリリとした空気で、ピッチとはオーディエンスはいるものの、投資家=審査員をマンツーマンで説得するものだと学びました。変化の激しい時代、10年後にも通用するシャープなビジネスモデルと共感を生む想いがあるか、だと思いました。『リクルートもマッチングモデルから離れてみてもいいのでは』との審査員の言葉にはハッとしました。与えていただいたチャンスを活かせるよう、仲間とさらに磨いていきます。」
(ブライダル事業本部_丸山)

堀江さんや森田さん、渡辺さんからは、リクルート社内にいると抜け漏れている視点やグローバルで未来をとらえて商機を見つけ、そしてどうやったらスケールできるかというダイナミックな視点を得ることができました。「インバウンドだけだと小さすぎる。もっと複数のサービスに展開して考えたほうがよい」「短期のキャッシュと中長期のスケール感が大切」というコメントが印象的でした。次のピッチでは、いただいた視点を含めて、中長期のスケールまで加味した内容に仕上げていこうと思います!
(ブライダル事業本部_早川)

「イベントはエキサイティングで楽しめる場でした。多くの人に事業アイデアを聞いてもらうのは新鮮。そこに向けてブラッシュアップができ、チームワークも生まれ、出会いもありました。しかし、結果は納得のいかないものでした。2次通過者の案と比較してどこがだめだったのかー。正直、消化不良な状態です。今回の機会は活かせませんでしたが、ここであきらめるのではなく、RECRUITグループ内の別の機会も活かして事業化実現を目指すことを心に決めました。」
(自動車事業本部_久米村)

【会場観覧者の声】

「今回のNewRING byRMPはリクルートの原点回帰へのパワーを感じました。社外審査委員のコメントで投資家の方々が求めているものが何なのかを感じることができました。もっともっと拡がりを持って先の未来を見なくてはいけないと思いました」

「来年もまた挑戦したいと心から思えるピッチコンテストでした。最後のパネルトークが短かったけれど内容の濃い話で大変興味深かったです」

「社外審査委員を招いた本格的な審査で、審査委員からの質問もコメントも大変勉強になりました。特に、既存事業に頼りすぎているのでは?という言葉にはドキッとしました」

「投資家としての視点はやはりフラットなものでRMP社内だけでやるよりも本格的な審査になったのではと思いました。参加していてワクワク出来たので非常に楽しかったです」

「学生ながらインターンシップとしてこの貴重な機会に参加させていただき、とても有意義な時間でした。社会人のプレゼン力、新鮮なアイデアに圧倒され、社会に出るのがより一層楽しみになりました」

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