RMP FEATURE

RMP FEATUREカンパニー

超える、を楽しもう。
全社員1300名が組織を超えてつながり合う
"シェアド・リビジョンの日"とは?

8月26日、リクルートマーケティングパートナーズでは、北は北海道から南は九州まで、全国12会場・全社員1300名が参加する一大イベント「シェアド・リビジョン」を開催した。「超える、を楽しもう」をテーマに集まったこの場では、何が行われたのか?RMPは社員同士が事業や組織を超えてつながることになぜここまでこだわるのか?イベントを仕掛けた全国27名のOneRMPプロジェクト(以下PJT)メンバーたちの想いや、当日の様子、参加者たちの声に迫る。

2016-09-21

ビジョンをベースに、「関係の質」を高めていく

「組織活性」というテーマに、力を入れて取り組み続けているリクルートマーケティングパートナーズ(以下、RMP)。2012年にリクルートが分社化した当時、RMPに集まった事業はゼクシィ、カーセンサー、リクナビ進学をはじめとして多様な領域にまたがり、会社の方向性に一貫性が見えづらく組織の一体感が乏しい状態でスタートした。
そこで、2013年5月、若手メンバーを中心に「ビジョンプロジェクト」を発足。1055名社員全員でRMPの「ありたい姿」を考え、「しあわせの総量を増やし、人生に拍手の機会と量を増やしていく」というビジョンの策定に至った。
それ以降毎年、少しずつ形を変えながらRMPのありたい姿と社員一人ひとりのありたい姿を接続する場として、「シェアド・リビジョン」の取り組みが続けられてきた。

そして4年目となる今年、掲げたテーマは「事業・職種・立場を超えた関係の質を高める」。8月26日(金)、「シェアド・リビジョンの日」として、全国12ヶ所同時開催・全従業員1300名が参加するイベントが開催された。

社長の山口文洋は、この特別な日への期待を社員に向けてこう語った。

「皆さんは普段、自分の担当領域のカスタマーやクライアントに向き合って働いていると思います。私はそんな皆さんに、年に一度くらいは、自分の担当領域を飛び出し隣の事業や組織と関わる日を創りたい。半径5mの狭い日常世界だけでなく、一歩踏み出せば、自分の周囲にはこんなにたくさんのすばらしい仲間たちがいるということを感じられる1日にしてほしい。これを機にどんどん交流が進み、事業を超えて連携しイノベーティブなアイディアが生まれてくる会社になることを期待しています」

事業や組織を超えてつながりあい、
新たな発想やアイディアを生み出す「場の力」

「シェアド・リビジョン」は全国12会場に分かれて開催。各事業からアサインされた27名のメンバーから構成されるOne RMP プロジェクト(以下PJT)が手作りで企画・運営を担当する。
「事業や立場の異なる1300名全社員が、楽しみながら普段の枠組みを超えるには何が必要だろうか?」ーそんな壮大なテーマに対し、約3ヶ月前から彼らは頭を悩ませながら準備を続けた。

「どうやったら事業の枠を超えることを楽しんでもらえるだろうか?そのことばかり考えながら、当日のプログラムにも工夫をたくさん散りばめました」PJT首都圏メンバーの矢野瑞貴は語る。

まずこだわったのは、会場の装飾。全体運営を担当したのは、加藤早貴と髙沢麻美だ。
「会場は普通の会議室でしたが、非日常感を出して参加者のワクワク感を高めたかった。壁にはポスターを貼るだけでなく、ロゴマークのステッカーを各会場で自由にアレンジして貼り付け。気分が上がるようなBGMを選んでプログラム開催中ずっと流す工夫をしました。」

各会場に社員が続々と集結し、いよいよシェアド・リビジョンがスタート。
「超えるを、楽しもう」をコンセプトにしたムービーが流れ、この場への期待感が高まる。

Session1)緊張をほぐし、自然に関係の質が高まる「マシュマロ・チャレンジ」

くじ引きによってさまざまな事業部のメンバーをミックスした4人チームを編成。簡単な挨拶を交わした後、ウォーミングアップ・セッション「マシュマロ・チャレンジ」に取り組んだ。
マシュマロ、パスタ、テープなどのツールを使ってよりタワーを作り、チームで高さを競うもの。チームの相互協力なしでは高いタワーは創れない。自然とコミュニケーションが生まれ、会場内の緊張感はほどけていく。

関西会場では独自施策を打ち出し、「マシュマロ・チャレンジ」の代わりにオリジナルの「謎解きゲーム」を選択。3~4人のグループに分かれ、50分間の間に会場内に隠された謎を解いていく仕立てだ。

PJTの塩﨑皓平は「話し合いながら会場中を動き回るので自然に盛り上がるところに着目しました。頭をひねらなければならない問題なので、お互いに力を合わせる関係が自然に出来上がり、『短時間でメンバーの性格や得意分野がつかめた』という声も聞こえてきました」とその効果を振り返った。

Session 2)半径5mの外の刺激を受ける
「マス・ストーリーテリング・セッション」

会場の緊張がほどけたところで、「マス・ストーリーテリング・セッション」に進んでいく。
各会場ごとにそれぞれ、「ストーリーテラー」と「テーマ」を選定。普段なかなか聞くことの出来ない他事業・他職種など立場も役割も異なる「ストーリーテラー」の語りを聞くことで、普段とは違う刺激を受けることができる。ストーリーテラーはRMPのありたい姿である「拍手があふれる世界を創る」「しあわせの総量を増やす」をキーワードに置きながら、自身の仕事への想いや取り組みを語った。

PJTメンバーは当日の様子をこう振り返る。
「他事業部のメンバーのリアルな仕事内容を聞くことで、他事業への理解と興味が深まりました。『その仕事、面白そうだから異動したい!』という声を上げる人もいたくらいです(笑)」(首都圏/富田亜紀子)

「関西エリアには営業しかいないので、あえて首都圏から企画職のストーリーテラーを招きました。普段はサービスを売る側の立場ですが、作る側のリアルな視点を学べたのは貴重な機会だったと思います」と語る。(関西/塩崎皓平)

Session 3)事業を超えて仲間とアイディアを出し合う、「アイディアソン」「ワールドカフェ」

半径5mの外の刺激を受けた後は、いよいよアイディアを自分なりに考えるセッションへと進む。
「未来に拍手を増やすために取り組みたいことは?」をテーマに考えを深めていく。模造紙を用意し、思いついたことを付箋に書いて貼ったり、直接書き込んだりしながら、チームでアイディアを出し合っていく。

「実際にどういうことができそうか、アイディアをどんどん出し合いながら、具体的なアクションに落とし込んでいく時の、社員の皆さんの熱量はすごかった。この場で生まれたアイディアを、事業を超えたコラボレーションで、すでに実行に移している人たちもいます」(首都圏/正木理恵)

参加者からの声からも変化を感じられる。
「東北をよりよくするために何ができるかを付箋で出し合ったことで、自分以外の視点でこんなにも『東北』というテーマだけで見方や方法が変わることに気付けた」(東北/まなび事業部)
「普段の業務で行っていること、課題感、やりたいことをぶつけ合うことによって、事業部は違えど『拍手を増やす』というゴールに向かっているという一体感を醸成できた。事業部を超えてエリア討論会を開こうという流れが活発化している気がする」(北海道/M&F事業部)

全6時間のプログラムを終え、懇親会に入る頃には、各会場とも「超える」を楽しんだ社員たちの温かな空気で満たされた。

一過性のものにはしない。
この熱量を、日常にも伝播させていく

この日生まれた、事業を超えた新しい関係や、アイディア、兆しをいかに日常に繋げていくか?そのために何ができるか?というテーマこそが、これからRMPが挑む組織活性テーマだ。

そこを見据え、年間を通じて独自の工夫を凝らしているのが東海エリアだ。PJTの塩野一知と上川智弘は、年間3回のイベントを起点に日常への接続策を企画している。「東海から新たな歴史を創りたい」―そんな想いを込めて、イベントのネーミングなどの細部にも想いを込める。

7月に開催した第1回の「信長の会」では、「楽市楽座」と銘打ち、「7人の社員による良い仕事のシェア」を実施。事業を超えた関係づくりのきっかけを創り、第2回シェアド・リビジョンの日へと繋げた。

8月26日「シェアド・リビジョンの日」は着実にRMPに変化を起こし始めている。

 

「頭を柔軟にするためには、きちんとシェアド・リビジョンのような場を設けることが大切だと感じた。今、他事業の人とタッグを組み、同一担当ホテルでブランディングの仕掛けをしようと話しています」(中四国/M&F事業部)
「他の事業部との協業の可能性は、接点の量で変わりうる、と感じた。クライアントへの提案の選択肢に『RMPとして持っている資産を活用する』というものが増えた」(九州/M&F事業部)
「自分がやりたいことと似ている人を見つけてセッションしたのが楽しかった。戦略を考えるときに、他部署も絡めて何か仕掛けるなど、視点が広がりました」(北海道/M&F事業部)
「目の前のことや明日のことだけでなく、10年後・20年後の未来を考えてみたいと思った」(北関東北信越/M&F事業部)   

全1300名の、事業を超えたつながりを生み出した「シェアド・リビジョンの日」。このイベントをきっかけに、「超える楽しさ」を多くの社員が実感した。
社長の山口も「この場から新しいアイディアや新規事業の種が生まれる可能性を強く感じた」と手ごたえを得ている。
ここで生まれた交流や対話を継続し熱を絶やさないこと。アイディアの芽を少しずつでも実現していくこと。RMPのチャレンジはこれからも続いていく。

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